29日（木）にかけて、西日本から北日本にかけての広い範囲で雷を伴った激しい雨が降り、九州北部を中心に猛烈な雨の降る所があり、大雨となる見込み。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒が必要だ。

　前線が西日本から日本の東にのびており、前線上の山陰沖に低気圧があって東北東に進んでいる。低気圧は、日本海を発達しながら進み、28日（水）夜には秋田沖に達する予想だ。29日にかけて前線の活動が活発となり、西日本・東日本付近に停滞する見込み。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となりそうだ。

大雨・雷・突風

　西日本は局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となっている所がある。29日にかけて、西日本から北日本にかけての広い範囲で、雷を伴った激しい雨が降り、九州北部を中心に猛烈な雨の降る所があり、大雨となる見込み。

　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場には、建物内に移動するなど安全確保に努めよう心掛けたい。