東横線でトラブル相次ぐ トラック立ち往生、装置不具合

東急東横線

 27日午前、県内の東急東横線で運行に関するトラブルが相次いだ。踏切内でトラックが立ち往生したほか、駅構内の保安装置の不具合も発生。同線は約2時間で上下線計75本が運休し、利用客約5万7千人に影響した。

 東急電鉄によると、同日午前9時10分ごろ、横浜市神奈川区白楽の踏切内に、近くのスーパー前に路上駐車していた無人のトラックが動きだして進入し、脱輪した。神奈川署が原因を調べている。運転手は「搬入作業をするために止めていた。サイドブレーキのかけ方が甘かった」と話しているという。

 同10時25分ごろには、川崎市中原区の武蔵小杉駅で、停車していた電車内に設置されている保安装置の受信機に信号が表示されなかったという。東急電鉄が原因を調べている。

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