プロレスラーが児童見守り 夏休み明け、児童とハイタッチ

優しい笑顔で児童を見守る大日本プロレスの青木選手(手前)と関本選手(奥)=横浜市都筑区

 プロレスラーが児童の見守りや保護活動に一役-。横浜市都筑区に拠点を置く大日本プロレス所属のプロレスラーが27日、県警と連携して夏休み明けの地元児童の見守り活動を行った。

 見守り活動には、関本大介、青木優也両選手が参加。屈強な体に、優しい笑顔を浮かべ、下校する市立都田小学校(同区)の児童に「気を付けて帰ってね」などと声を掛けた。児童とハイタッチする姿も見られた。

 同区池辺町にある同プロレスの道場が、緊急時に子どもが駆け込める「子ども110番の家」として活動することも決定。県警犯罪抑止対策室の蛭田正志室長から、関本選手にプレートが贈られた。

 県警によると、プロレス道場が「子ども110番の家」として活動するのは全国でも珍しいという。関本選手は「元気な子どもたちの未来を守る決意を新たにした。今後も警察と連携して活動していきたい」と話した。

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