サケ捕獲、千歳川で始まる 26日までに1872匹 魚体は例年並み

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インディアン水車で捕獲されている秋サケ。現時点で昨季より数は少ないが、魚体は太めという=27日

 【千歳】千歳市花園の千歳川にある秋サケ(シロザケ)の捕獲施設「インディアン水車」で、今季も捕獲作業が始まっている。7月21日に水車を設置後、8月26日までに1872匹を捕獲。昨年同期の7割にとどまるが、今季の来遊は昨季の2割増と予測されており、関係者は今後に期待している。

 ふ化増殖のため親魚を捕獲している日本海さけ・ます増殖事業協会(千歳)によると、26日までの捕獲数のうち雌は820匹、雄1052匹。合計数は昨年同期(2739匹)の68%にとどまるが、細身の魚体が多かった昨季と異なり、例年並みのサイズという。

 19日までに捕らえた800匹弱は、自然産卵させて資源増強につなげるため水車の上流へ再放流した。その後、親魚の成熟度が適切な状態になり、28日の捕獲分から蓄養池に運んで9月上旬から採卵する予定。20~27日に捕獲した親魚は売却して事業資金に充てる。