新市庁舎の起工式 19階建て、2022年度完成見通し

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市や県、工事関係者らが出席した起工式であいさつする田上市長=長崎市魚の町

 長崎市が同市魚の町(公会堂跡地)に整備する新市庁舎の起工式が27日、現地であった。市や県、工事関係者ら約100人が出席し、神事で工事の安全を祈願した。
 長崎市によると、新庁舎は延べ約5万1700平方メートル。鉄骨・鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨鉄筋コンクリート造り)。免震構造を導入。地上19階、地下1階に約150台収容の駐車場を備える。総事業費は約264億円。2022年度に完成する見通し。
 現在7カ所に分散している庁舎を新庁舎一棟に集約する。1階には転入や転出、婚姻や出生など身近な手続きや相談ができる総合窓口、2階にキッズスペースを設けた子育て関連の窓口、3、4階に税金や生活保護などの専門的な窓口をそれぞれ置く予定。5階には市議会議場や委員会室が設置される。6~18階は機械室や各部署の執務室が入り、19階は展望フロアとなる。新庁舎は、防災拠点施設としての役割も担う。
 田上富久市長は、関連する部署の横の連携を図るとし「現市庁舎に不足する機能を充実させ、より質の高い行政サービスを提供していく」と述べた。山下設計・建友社設計・有馬建築設計事務所特定設計業務共同企業体の藤田秀夫代表は「最高品質の建物の完成を目指し、全力を尽くしていく」と話した。