福岡県・佐賀県・長崎県の大雨特別警報を解除、多くの地域では警報に(8/28)

気象庁は28日14:55、福岡県・佐賀県・長崎県に発表していた大雨特別警報を解除しました。なお、多くの地域で大雨警報に切替発表となっているほか、その他の警報、土砂災害警戒情報や避難情報が出されている地域も多くあります。なお、前線があさって30日にかけて対馬海峡付近に停滞するため、九州北部地方では大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。現在は小康状態となっているものの、28日夜から29日にかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。非常に激しい雨が同じような地域で数時間続くような場合には、大雨特別警報が再度発表される可能性があります。
引き続き土砂災害に厳重に警戒するとともに、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

■今後の見通し
【予想1時間最大雨量】(~29日/多い所)
・50mm  佐賀県、福岡県、長崎県、山口県、大分県
・40mm  熊本県
【予想24時間最大雨量】(~29日18:00/多い所)
・150mm 佐賀県
・120mm 福岡県、長崎県、山口県、大分県
・100mm 熊本県

※その後も雨が続き、九州北部では30日18:00までの24時間に50~100mmの雨が予想される。

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