オーストラリアのマッキンリー・バトソンさんにStockholm Junior Water Prize

オーストラリアのマッキンリー・バトソンさんにStockholm Junior Water Prize

AsiaNet 80226 (1579)

【ストックホルム2019年8月28日PR Newswire=共同通信JBN】オーストラリアのマッキンリー・バトソン(Macinley Butson)さんが権威ある2019年Stockholm Junior Water Prizeの受賞者として発表された。世界水週間の期間中にストックホルムで行われた授賞式で、ビクトリアスウェーデン王女が賞を授与した。

マッキンリー・バトソンさんのプロジェクトは斬新かつ革新的な紫外線スティッカーで、太陽光の水殺菌向けに大規模な紫外線照射を測定する。このSODISスティッカーは2つの革新的製品を合わせ、飲料水消毒に必要な太陽光紫外線照射を測定する。

27日夜に受賞したマッキンリーさんは大喜びで「今起きたことを整理できないので、気持ちを表す言葉が見つからない。今年、すごい人々が多くの刺激を与えてくれた。この結果は全く予想していなかった。ここにいる誰もが多くの素晴らしいことをしており、将来は安泰と確信している。ここストックホルムで知り合った人々を決して忘れない」とコメントした。

審査団は表彰にあたって「今年の受賞プロジェクトは、再生可能エネルギーと水を通じて公衆衛生に取り組み、誰1人として取り残さない簡便性と値ごろ感を体現している。『Water for Society: Including all!』(全てを含む社会の水) この考案は実用的で用意ができており、世界各地に配置可能である。このプロジェクトは献身的で創造性ある若い科学者の経験と専門知識を示している」と語った。

ストックホルム国際水協会(SIWI)のトルグニー・ホルムグレン事務局長はとても感心しており、「この感動的なプロジェクトは、ローカル/グローバルコミュニティーにとって大きな可能性がある。このプロジェクトが触媒としてほかの老若に刺激を与え、彼らが飲料に適したクリーンな水を利用する持続可能な新手法を革新することが私の望みだ」と語った。

Diploma of Excellence(感謝状)は、水質汚染を解消する新光触媒を発見した英国のダイアナ・ビルゴビコワ(Diana Virgovicova)さんに贈られた。審査団は、ダイアナ・ビルゴビコワさんが「基礎科学と化学の最先端技術を使い、有望な水処理の将来に向けて斬新な微粒子を形成、新たな境地を開くことによって、長期的課題を解決した」とたたえた。

Stockholm Junior Water Prizeは35カ国の学生を結集した。世界の水に関する主要年次イベントである世界水週間の期間中、この国際タイトルをめぐって各国勝者がストックホルムに集まった。ザイレム、Raincoat Foundation、Stockholm Vatten & Avfallが賞のスポンサーである。

Photo: Jonas Borg

詳細な情報は以下参照。
Stockholm Junior Water
Prize(https://www.siwi.org/prizes/stockholmjuniorwaterprize/
Video(https://vimeo.com/siwi
Photos(https://www.flickr.com/photos/siwi_water

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/966513/SIWI_Prize_2019.jpg
Logo - https://mma.prnewswire.com/media/966514/SIWI_Prize_Logo.jpg

▽問い合わせ先
Hawra Daoud
press@siwi.org
+46 (0) 720 506008

ソース:Stockholm International Water Institute (SIWI)