田中が7回無失点で10勝目 菊池は2被弾で5失点KO

【ヤンキース7-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ヤンキース・田中将大とマリナーズ・菊池雄星の投げ合いとなった一戦は、初回にヤンキースがアーロン・ジャッジの通算100号アーチとなる17号2ランで先制。3回表にはブレット・ガードナーが18号3ランを放ち、リードを5点に広げた。その後、5回表と9回表に1点ずつを追加し、11安打7得点。田中は7回106球を投げて被安打3、奪三振7、与四球1、無失点という安定感抜群のピッチングで今季10勝目(7敗)をマークし、メジャー1年目から6年連続の2ケタ勝利を達成した。一方の菊池は、2本のアーチで5点を失い、4回95球で降板。今季9敗目(5勝)を喫した。

初回に菊池から17号先制2ランを放ったジャッジは、メジャー4年目にして通算100号に到達。通算371試合目での到達は、ライアン・ハワード(元フィリーズ)の325試合、同僚のゲーリー・サンチェス(日本時間8月24日のドジャース戦で29号ソロを放って100号到達)の355試合に次いで史上3番目のスピード記録となった。また、ヤンキースの選手が通算100本塁打を達成するのは、ガードナー(日本時間4月18日)、ディディ・グレゴリアス(日本時間7月24日)、サンチェスに次いで今季4人目。ガードナーは「彼(=ジャッジ)とゲーリー(・サンチェス)が打線に揃うと、強大なパワーをもたらしてくれる。彼らの活躍を見るのはとても楽しいし、2人が打線にいてくれるのは本当に頼もしいよ」と後輩2人の存在の大きさについて語った。

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