広末涼子が異色のヒロインに!? 第1話冒頭に死体で発見される刑事役

日本テレビ系で10月期に放送される賀来賢人主演の連続ドラマ「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」(日曜午後10:30、開始日未定)に、広末涼子が出演することが決まった。主人公の警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春(賀来)の上司で、ドラマ冒頭に死体で発見される女性刑事・碓氷薫役を演じる広末は「演じる碓氷薫は第1話の冒頭で遺体で発見されるのですが、私、死ぬ役が多い気がします。いつも面白い作品にかかわりたいと思っているので、生きているか死んでいるかは全然気になりませんが、今回はインパクトありますよね」と驚きの役柄をアピールしている。

ドラマは、直前数カ月の記憶を失って森の中で目を覚ました遊佐の右手には拳銃、横には上司だった碓氷が死んでおり、碓氷殺害の疑惑をかけられてしまうストーリー。証拠は消され、捜査内容も偽装され、遊佐を含めた刑事全員が容疑者となる中で、やがて事件は未解決の“十億円強奪事件”につながっていく“アンストッパブル”なミステリーが描かれる。

広末が演じる碓氷は美しい容姿と優秀な捜査能力から“捜査一課のマドンナ”と称された刑事で、遊佐らが所属する新設の碓氷班の班長を務めながら、シングルマザーとして9歳の息子を育てている役どころ。今作のヒロイン的存在で、劇中では事件の真相に近づくにつれ、碓氷の過去が回想で明かされていくことになる。

広末は「『かなり、おもしろそう!』というのがこのドラマの話を聞いた時の第一印象です。内容を聞いて“定番”や“ありがち”という印象が全くなく、私も刑事ものはほぼ初めてですし、『今日から俺は!!』と同じ枠で賀来さんが前回とイメージをひっくり返すような役を演じてくださるし、すごく挑戦的だと思いました」とミステリアスな物語に引き込まれたことを明かし、「作品全体にすごくワクワク感がありながら、ストレート過ぎないようにメッセージが込められていると思うので、その複雑さを感情で掘り下げられるように、熱意を込めてお芝居したいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください」と意気込んでいる。

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