テレビ朝日系では今秋、金曜夜の番組を大改革することが分かった。1986年の放送開始以来、午後8時に放送してきた「ミュージックステーション」を午後9時に枠移動。そして、これまで午後9時に放送していた「ザワつく！金曜日」が午後7時へ。さらに、深夜の人気番組「マツコ＆有吉 かりそめ天国」が金曜午後8時のゴールデンタイムへ移動する。
毎週“生”のライブを大切に、さまざまな豪華アーティストによる夢の競演を実現し、視聴者を楽しませてきた「Mステ」の放送枠移動は、33年間で初めてとなる。この秋からは、俳優やスポーツ選手など、普段音楽番組には登場しないようなVIPゲストもスタジオに登場してアーティストとの貴重なトークを繰り広げるほか、生投票システムやSNSやデジタルメディアとの連動など、生放送ならではの企画も予定。より豪華な生音楽番組を目指して、幅広い世代が楽しめる“エンタメショー”へ進化させる。
また、ゴールデンタイムへの進出が決まった「マツコ＆有吉 かりそめ天国」は、視聴者から寄せられた投稿メールやさまざまな欲望をかなえるVTRを見たマツコ・デラックスと有吉弘行が、感じたこと、疑問に思ったことなどを独自の視点でトークしていく人気番組。今後も新たな企画とともに、2人のここでしか語られない人生観の垣間見える本音トークで、ますます世間を賑わせていく。
そして「ザワつく！金曜日」は、“毒舌トリオ”石原良純、長嶋一茂、高嶋ちさ子が、微妙に世間をザワつかせている話題を独自の目線で一刀両断するスッキリ爽快トーク番組。18年春以降、単発スペシャルとして数回放送された後、同年10月から「ザワつく！一茂良純時々ちさ子の会」として水曜深夜にレギュラー放送開始。19年4月から現在の時間に移動し、幅広い世代から好評を博してきた。夜7時台への移動で、ますますパワーアップして世間を“ザワつかせる”。
