中日・小笠原が396日ぶり白星 7回途中零封で左肘手術から復帰初勝利

中日・小笠原慎之介【写真:荒川祐史】

阪神は戻ってきた甲子園で1点も奪えず

■中日 1-0 阪神(28日・甲子園)

 中日の小笠原慎之介投手が、今季初勝利をマークした。28日、甲子園球場での阪神戦で先発すると、7回途中3安打無失点の好投。昨季途中に受けた左肘手術から復帰して、初白星となった。

 嬉しい復帰初勝利となった。初回、走者を出しながらも無失点に封じると、小笠原は波に乗った。4回には2者連続死球を与えるなど3四死球を与えたが、阪神打線に許した安打はわずか3本だけ。6回に阿部のソロで奪った1点を守った。7回2死で88球となったところで降板となったが、その後もリリーフ陣が阪神打線に反撃を許さなかった。

 小笠原は2018年7月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、396日ぶりの白星となった。

 阪神は約1か月ぶりとなる甲子園での試合で1点も奪えずに零封負けを喫した。先発の青柳は7回まで阿部に浴びたソロの1点のみに封じたが、打線が中日投手陣を打ち崩せずに敗れた。(Full-Count編集部)

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