昭和VS平成、通じなかった瞬間

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「えっ、あんなに流行ったアレを知らないの!?」「今言った○○って言葉って、どういう意味?」……上司や先輩、そして後輩との何気ない会話のなかで、こんな年の差を感じたことはありませんか?

今回は、昭和生まれ&平成生まれの未婚女性計379人を対象に、それぞれが感じたことのあるジェネレーションギャップについて調べてみました。

■ジェネレーションギャップの実態調査

はじめに、昭和生まれ&平成生まれの未婚女性計379人に、ジェネレーションギャップを感じたことがあるか聞いてみました。

◇昭和生まれの先輩に、ジェネレーションギャップを感じた経験

Q.昭和生まれの先輩に、ジェネレーションギャップを感じたことはありますか?

ある……41.6%ない……58.4%

平成生まれの人で、「昭和生まれの先輩に、ジェネレーションギャップを感じたことがある」と回答した人は、約4割という結果になりました。

意外にも、半数以上は「話がかみ合わない」と感じたことはないようです。

平成生まれの人は、その場の空気を読んで柔軟に対応できる人が多いのかも?

なかには、「平成5年生まれで、昭和生まれと5年しか変わらないので、そんなにギャップを感じない」と回答した人もいました。

◇平成生まれの後輩に、ジェネレーションギャップを感じた経験

Q.平成生まれの後輩に、ジェネレーションギャップを感じたことはありますか?

ある……53.4%ない……46.6%

こちらは逆に、「平成生まれの後輩に、ジェネレーションギャップを感じたことがある」と回答した昭和生まれが、半数を超える結果に。

31年間続いた平成が終わり、ついに新元号“令和”がスタートしましたが、まだまだ平成生まれとの間に溝を感じている昭和生まれが多いようです。

ギャップを感じる人のなかでも、「若いなと感じてしまうことが多々ある」「若くてキャピキャピしている」など、若さに差を感じるという意見が多く見受けられました。

■昭和生まれの先輩に感じたジェネレーションギャップ集

それではここから、平成生まれの人が、昭和生まれの先輩に感じた具体的なジェネレーションギャップについて見ていきましょう。

◇仕事にストイック

・「ストイックで熱心」(26歳/建設・土木/事務系専門職)

・「24時間働けますか的に仕事命なところ」(28歳/その他/営業職)

・「何が何でも仕事は続けろと言われる」(26歳/医療・福祉/専門職)

昭和生まれのなかには、栄養ドリンク「リゲイン」のCMを覚えている人も多いのでは?

そのリゲインの有名なコピー、「24時間戦えますか」に代表される昭和のサラリーマンの働き方は、現代とはまるで真逆。

昭和生まれの「仕事優先」「根性論」的な職業観は、プライベートを重視する平成生まれからすると理解しがたいようです。

◇歌、カラオケの話が合わない

・「歌、歌手の話が合わないとき」(27歳/自動車関連/技術職)

・「カラオケに行って歌う歌が知らない歌だったり、飲み会のノリがちがったりすると感じる」(26歳/電機/秘書・アシスタント職)

・「カラオケの選曲で気を遣う」(28歳/通信/その他)

昭和生まれも平成生まれも、お互いに過ごしてきた青春時代がちがえば、流行した曲や聞いてきた曲もちがうもの。

カラオケに参加したからには、お互いに気持ちよく歌える・聞ける歌をセレクトできたらいいですよね。

世代を越えて歌い継がれている名曲を1曲くらいマスターしておくと、もしものときに役立つかも!?

◇先輩の話す芸能人・アニメがわからない

・「芸能人や昔のギャグやネタがわからなかったとき」(26歳/不動産/営業職)

・「休憩中などに話をしていて、まったく知らない芸能人やテレビなどの話が出てきたとき」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「会社の先輩たちが話すアニメの話がよくわからないときがある」(25歳/その他/事務系専門職)

世代がちがう人と話していて、急に当時(または旬な)の芸能人やアニメの話をされたとき、知らなくてうまく返せなかったり、思わず聞き返してしまったり、なんて経験をしたことがある人もいるのでは?

それぞれの時代の名作ドラマやアニメをおすすめし合えたら、コミュニケーションもスムーズになりそうですよね。

◇聞きなれない単語が……

・「“写メ”など、言葉のチョイス」(29歳/商社・卸/営業職)

・「録画している映画や番組を見ているときに、“巻き戻す”と言うこと」(25歳/小売店/販売職・サービス系)

・「ポケモンを知らなかった」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

ビデオ、黒電話にポケベル、写メ、メアド交換など、昭和生まれにとっては当たり前だったものも、平成生まれにとっては「何それ?」状態。

昭和生まれのみなさん、今でも「携帯で撮った写真を送って」と言おうとして、「写メして~」と言ってしまうこと、ありませんか?

「ダイヤル回して手を止めた~♪」(小林明子『恋に落ちて』)も、通じませんよ!

■平成生まれの後輩に感じたジェネレーションギャップ集

では逆に、昭和生まれの人が平成生まれに感じたジェネレーションギャップを集めてみました。

◇仕事への意識がちがう

・「プライベート優先」(32歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「仕事上の付き合いや、上下関係等が通じない」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「遅刻や欠勤の連絡が電話ではなくLINE」(33歳/通信/販売職・サービス系)

「オンもオフも、効率とバランスを重視」というスタンスの平成生まれにとっては当然のことでも、昭和生まれからすると、平成生まれのコミュニケーションの取り方を希薄に感じることが多い様子。

最近の働き方改革によって意識の差が縮まってくることはありそう!?

◇スマホをフル活用

・「どんな状況でもスマホを触っている」(32歳/情報・IT/事務系専門職)

・「スマホの知識がすごいかわりに、パソコンを使わない人が多い」(34歳/生保・損保/秘書・アシスタント職)

・「気軽にLINEを教える」(34歳/金融・証券/事務系専門職)

昭和生まれはピッチ(PHS)やガラケーが入り口で、デコメールや着メロを自作する(“着メロ本”なんて呼ばれる雑誌が出ていました!)、という楽しみ方をしていましたが、平成生まれにとっては、スマホはSNSで人とつながり自己発信するツール。

どちらも通信手段ですが、世代によって遊び方や捉え方が全然ちがうのがおもしろいですね。

◇多種多様な若者言葉にびっくり!

・「メンヘラと私の時代は言わなかった」(33歳/その他/その他)

・「先生にむかって“りょ”と言っていた」(31歳/その他/その他)

・「まんじ、とか言われてもわからない」(32歳/情報・IT/事務系専門職)

いつの時代も、言葉は生き物。

流行語や若者言葉も変わりゆくものです。

コメントにある「りょ(=了解)」も、もはや「り」だけになっているとか、いないとか……。

昭和生まれからすると、「一文字だけで会話が成立するの!?」と驚愕するコミュニケーション方法ですが、平成生まれの「効率重視」な一面が垣間見える瞬間ですね。

◇もはや懐メロ……

・「宇多田ヒカルの歌を知らなかった」(31歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「DA PUMPの全盛期を知らなかったとき。『USA』で出てきたと思っていた」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「“SPEEDって懐メロですよねw”と、会社のカラオケ大会で言われた」(31歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)

調べてみたところ、宇多田ヒカルの『Automatic』が1998年、DA PUMPの『if…』が2000年、SPEEDの『White Love』が1997年にヒットした曲で、どれも約20年前……。

1989年が平成元年なので、どれも平成のヒット曲ではありますが、「知らない曲」「懐メロ」と言われてしまうと、昭和生まれからするとなんとも切ない気持ちになってしまいますよね。

■「世代間ギャップ」を楽しむくらいの気持ちで

これまた昭和生まれの国民的アイドルSMAPが、「育ってきた環境がちがうから~」(『セロリ』)と歌っていたように、それぞれが過ごした青春時代や社会的背景のちがいで、価値観が変わってくるのは当然のこと。

そんなジェネレーションギャップを逆手にとって、お互いの多様性を認めたり、情報を共有し合ったりすることで、会社の中でよりコミュニケーションが活性化されるかもしれませんね。

(akis)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ調査日時:2019年8月19日~8月21日調査人数:379人(24~37歳の働く未婚女性)