坂口杏里はホスト依存症だった? 住居侵入罪で逮捕のお騒がせ元タレントの心の隙間を埋めるもの

「再犯を反省なしとか批判するのも気の毒です。薬物依存症やギャンブル依存症と同じ、ホスト依存症でしょう。ホスト依存から抜け出せるような居場所を作ってあげなければ、再犯すると思っていました」(ホストクラブ幹部)

元タレントの坂口杏里容疑者が元交際相手のホストの男性自宅マンション内に侵入し、28日に住居侵入罪容疑で逮捕されました。

「家族、友人関係が寂しいのでしょう。孤独な女性がプライベートの人間関係を全てホストに代行させているようなもの。友達、恋人、親、兄弟様々な役割りのホストに囲まれて、お姫様気分は、そう簡単には抜け出せません」(ホストクラブ幹部)

前日27日には「元カレにタクシー代返してと言って部屋の前まで行ったらドアに指を挟まれました」と、負傷し流血した指の写真が坂口容疑者のSNSに投稿されて、波紋を呼びましたが、28日には削除されていました。

坂口容疑者は2年前の2017年4月にも交際のあった男性ホストから現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕されていました。その後、不起訴処分となりましたが、ホストとの金銭トラブルで逮捕されるのは二回目ということでは、SNSは非難の声で荒れていました。

「ホストと客の金銭トラブルは珍しくないですが、たまたま二世タレントで注目されてある意味被害者かもしれません。ホストに対しては女性がお金を出すのが当たり前ですが、飲食代は客が借りる形で所持金やクレジットカード枠以上に使うことができますから、ホスト側から女性が借りるのも慣習化しています。金銭貸し借りと恋愛が交差した特殊な世界。シャンパンタワーを発注したら、店内全員が讃えてくれる陶酔感。刹那的な快感のために、湯水のようにお金を使います」(ホスト通いの主婦)

チームでドラマチックにチヤホヤされる悦楽は、普通の男性との交際では味わえないと女性は言います。恫喝、号泣、喜怒哀楽のドラマがホストとのシナリオに描かれて、日常が劇的になるとのことです。

環境を変えない限り更生は難しそうです。(文◎冴島奈穂美)

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