9/9・10、スタンフォード大、香港大、シンガポール国立大生と立教生が参加『陸前高田プロジェクト』報告会

スタンフォード大、香港大、シンガポール国立大学生と立教大学生が参加する『陸前高田プロジェクト』
被災地の「今」を知り、復興における課題に向き合うプログラムの報告会9/9(月)、10(火)に開催

立教大学(東京都豊島区、総長:郭 洋春)は、9月9日(月)および10日(火)、「陸前高田の魅力を伝えるコンテンツを作成し、発信する」という課題の成果報告会を、岩手県陸前高田市の「陸前高田グローバルキャンパス」および立教大学池袋キャンパスの2カ所で開催します。
今年で7回目となる本プロジェクトには、13人の立教大学生に加え、スタンフォード大学(アメリカ)の学生5人、香港大学(香港)の学生3人、そして今年から新たにシンガポール国立大学(シンガポール)の学生1人が参加します。3大学の学生たちは事前に陸前高田市や東日本大震災について学んだ上で来日し、事前研修から4泊5日の現地研修、事後研修まで参加します。

【「陸前高田プロジェクト」とは】
東日本大震災の被災地である陸前高田市でフィールドワーク(4泊5日)を行い、同市の現状や課題を共有した上で、魅力を伝えるコンテンツを作成するという課題に取り組む課題基盤型学習(Project-based Learning)授業。国際化戦略「Rikkyo Global 24」の取り組みのひとつとして、海外からの留学生を含む立教大学生が、被災地の現状を広く知り、復興における課題の共有を通じて陸前高田市の復興支援に寄与していくことが目的です。2015年度より、本授業の趣旨に賛同したスタンフォード大学から毎年学生が派遣されることになりました。2018年度には立教大学へのインターンシップや学生交流で関係の深まった香港大学から、2019年度はシンガポール国立大学から学生が派遣されることになり、4大学によるプロジェクトとなりました。

【開催概要】
(1)現地成果報告会の開催日時・場所
・日 時:9月9日(月)10:00~11:30
・場 所:陸前高田グローバルキャンパス 3階 モンティ・ホール
(岩手県陸前高田市米崎町字神田113番地10)
(2)事後成果報告会の開催日時・場所
・日 時:9月10日(火)14:00~16:00
・場 所:立教大学池袋キャンパス 11号館 2階 A203教室
(東京都豊島区西池袋3-34-1)
※ 成果報告会は両日ともに英語および日本語で行う予定です。

(参考資料)
【プログラム概要】
(1) 科目名 陸前高田プロジェクト-震災復興に関する課題基盤型学習-
(2) 担当教員 髙井明子氏(立教大学特任准教授、国際NGO団体「Save the Children」事務局次長)
Yi Zhang氏(スタンフォード大学内NPO団体VIA〈Volunteers in Asia〉スタッフ
協力:村上清氏(陸前高田市参与、NPO法人陸前高田市支援連絡協議会Aid TAKATA理事)
(3)履修人数 立教大学13人、スタンフォード大学5人、香港大学3人、シンガポール国立大学1人
(4)スケジュール
① 事前研修 7月27日 (土) 14:00~17:30
8月22日 (木) 14:00~17:30
9月3~4日 (火・水) 10:00~18:00
※海外大学生は9月3日より合流
② 現地研修 9月5~9日 (木~月) 4泊5日
③ 事後研修 9月10~11日 (火・水) 10:00~16:00
(5) 単 位 2単位
(6) 使用言語 英語

【立教大学と陸前高田市の関わり】
立教大学と陸前高田市は、同市の復興に向けた地域課題の解決と地域活性化の実現、発展に寄与することを目的として、2012年5月に「連携及び交流に関する協定」を締結。2017年4月には岩手大学とともに陸前高田グローバルキャンパスを開設しました。立教大学は、同キャンパス内にサテライトを設置し、市民や国内外の学生・研究者、企業や行政関係者などの交流活動の拠点として活用を進めています。この取り組みは私立大学連盟「多様で特色ある私立大学の地方創生の取り組み」として高く評価されています。