ツインズが20本塁打以上7人のメジャータイ記録樹立

すでにシーズン本塁打の球団記録を更新し、メジャー記録更新に向けて突き進んでいるツインズが、本塁打に関するメジャータイ記録を樹立した。日本時間8月29日に敵地ギャランティード・レート・フィールドで行われているホワイトソックス戦で、ツインズは2回表にジョナサン・スコープが逆転の20号3ラン。今季20本塁打以上を放ったツインズの選手は7人目となり、メジャー記録に並んだ。

1点ビハインドで迎えた2回表、ツインズはホワイトソックス先発のロス・デトワイラーからエディ・ロサリオとエイレ・アドリアンザのヒットで二死一・二塁のチャンスを迎え、スコープが左中間への20号3ランを放って逆転に成功。その後も得点を重ね、8回終了時点で8対2と6点をリードしている。

今季のツインズは、マックス・ケプラーの35本塁打を筆頭に、ネルソン・クルーズが33本塁打、ロサリオが27本塁打、ミゲル・サノーが26本塁打、ミッチ・ガーバーが23本塁打、C.J.クロンが21本塁打と前日時点で6人が20本塁打をクリアしており、スコープがチーム7人目。今日の試合ではスコープが20号3ランと21号ソロ、ガーバーが24号2ランを放っている。

「20本塁打以上7人」は過去に7チームが達成しており、直近では昨年のドジャースが記録。昨年のドジャースは、マックス・マンシーが35本塁打、コディ・ベリンジャーとジョク・ピーダーソンが25本塁打、ヤスマニ・グランダル(現ブリュワーズ)が24本塁打、ヤシエル・プイーグ(現インディアンス)が23本塁打、キケ・ヘルナンデスとマット・ケンプ(現フリーエージェント)が21本塁打を放った。

なお、ツインズはホルヘ・ポランコがすでに19本塁打を放っており、8人目の20本塁打達成者が誕生する可能性は極めて高い。マーウィン・ゴンザレスも15本塁打を放っており、「20本塁打以上9人」という大記録が生まれる可能性もありそうだ。

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