東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力HD」)および中部電力株式会社(以下「中部電力」)は、次世代モビリティ社会を支える共同出資会社「株式会社e-Mobility Power(イーモビリティパワー)」(以下「e-Mobility Power」)を、本年10月1日を目途に設立することで合意した。資本金は50億円で、東京電力HDが60%、中部電力が40%出資する。
これまでも、東京電力HDおよび中部電力は、充電器の設置や充電ネットワークの拡充ならびにサービスの提供を行う合同会社日本充電サービス
(以下「日本充電サービス」)への参画を通じて、電動車両の普及拡大に取り組んできた。
今後、e-Mobility Powerは、2社がこれまで電気事業で培ってきた工事・保守・メンテナンス技術や電力インフラの運用ノウハウに加えて、東京電力HDが自動車メーカーと進めてきた急速充電方式CHAdeMO
の開発・国際標準化の知見なども活かす。また、日本充電サービスが、現在運営している充電ネットワーク事業も承継していく。