ナショナルズ・シャーザーが8年連続200奪三振を達成

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背中と右肩の故障により、合計6週間にわたる戦線離脱を余儀なくされたマックス・シャーザー(ナショナルズ)が、戦列復帰後2度目の登板となった日本時間8月29日のオリオールズ戦で8個の三振を奪い、今季200奪三振に到達。史上2人目となる「8年連続200奪三振」の快挙を成し遂げた。

合計6週間の戦線離脱から復帰したシャーザーは、前回の登板と今回の登板をスプリング・トレーニングでの登板と同じように位置付け、結果を求めつつも、スタミナや右肩の強度の回復に重点を置いていた。前回の登板では4回71球を投げて三振を3つしか奪えず、4安打1失点でマウンドを降りたが、今回の登板では5回途中まで89球を投げて8つの三振を奪い、6安打2失点。90球の球数制限が設けられ、5イニングを投げ切ることができなかったため、またしても復帰後初白星はお預けとなったものの、4回表にリオ・ルイーズから奪ったこの試合8個目の三振で8年連続となるシーズン200奪三振を達成した。

シャーザーはタイガース時代の2012年に自身初のシーズン200奪三振を達成し、ナショナルズ移籍4年目となった昨季はシーズン300奪三振の大台に到達。2012年から昨年までの「7年連続200奪三振」は、ウォルター・ジョンソン(1910~1916年)、ロジャー・クレメンス(1986~1992年)、クリス・セール(2013~2019年)に並ぶメジャー歴代2位タイの記録となっていたが、この日の試合で「8年連続200奪三振」を達成したことにより、シャーザーは歴代単独2位となった。

故障離脱があったため、勝利数、奪三振数、投球イニング数といった積み上げ式の数字は伸び悩んでいるものの、奪三振率12.62、与四球率1.70など、率系のスタッツでは例年通りの好成績を残しており、特に奪三振率は自己ベストの数字。大きな故障がなければ、トム・シーバーが1968~1976年にマークした「9年連続200奪三振」のメジャー記録に並ぶ可能性は高そうだ。