三豊市、琴平町とMONETが連携 次世代モビリティサービスで地域活性化へ

三豊市、琴平町およびMONET Technologies株式会社(以下「MONET」)は、次世代モビリティサービスに関する連携協定を、2019年8月28日に締結した。

この協定ではIoTやAI(人工知能)など先端技術を活用した次世代運行サービスによって地域課題を解決し、誰もが安心して快適に生活できるまちづくりを推進することを目的とする。

先端技術を活用し、観光や生活における2次交通の充実を狙いとした次世代モビリティサービスの実装や、自動運転社会を見据えた新たなサービス施策を検討していく。

まず、3者は琴平バス株式会社(以下、「琴平バス」)と連携する。「瀬戸内国際芸術祭2019」の秋会期の開幕に合わせて、2019年9月28日から

須田港と高松空港間を運行する「うどん県空港バス 三豊・琴平線」は、父母ヶ浜などの観光地や市役所、商業施設などを経由して走行し、MONETが提供するソリューションを活用して、利用者がスマートフォンやパソコンで車両の位置情報やダイヤなどを確認できるようにしていく

また、将来的には、病院などの乗降地点の追加など、MONETのプラットフォームを活用したオンデマンドバスの運行も検討し、観光客だけではなく、地域住民にも日常生活の中で便利な交通手段として利用する、地域の需要に最適化したサービスの実現を目指す。

※1運行開始日は変わる可能性がある。また、「瀬戸内国際芸術祭2019」秋会期後の2019年11月5日以降は、運行区間が一部変わる可能性がある。

※2スマートフォンやパソコンからシャトルバスの位置情報などを確認できるサービスは、2020年2月末に終了する可能性がある。

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