デシールズ好捕でレンジャーズ完封勝利 大谷は1安打

【レンジャーズ3-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

レンジャーズは、オープナーのエマニュエル・クラーセが1イニングを無失点に抑えたあと、2番手のアリエル・ジュラードが6イニングを2安打無失点に抑える好投を披露。8回裏を3番手のラファエル・モンテロ、9回裏をホゼ・レクラークがそれぞれ三者凡退に抑え、4投手による継投でエンゼルス打線をシャットアウトした。好投したジュラードが今季7勝目(10敗)、最後を締めくくったレクラークは今季9セーブ目をマーク。エンゼルスは先発のパトリック・サンドバルが5回1安打無失点の快投を見せたものの、新人左腕の快投を生かすことができず、前日メジャー初勝利を挙げたばかりのミゲル・デルポゾがメジャー初黒星を喫した。

6回表にニック・ソラックのタイムリーで先制したレンジャーズは、8回表にイサイアー・カイナーファレファのタイムリー二塁打で2点を追加。この3点を4投手による継投で守り抜き、3対0で完封勝利を収めた。その立役者となったのが「8番・センター」で先発出場したデライノ・デシールズであり、3回裏にブライアン・グッドウィンが放った先制本塁打かと思われたセンターへの大飛球を、フェンス際でジャンプ一番、見事にキャッチ。エンゼルスに先制点を与えなかったこのプレイが試合の流れをレンジャーズに引き寄せた。なお、エンゼルスの大谷翔平は定位置の「3番・指名打者」で先発出場。第1打席で二塁打を放ったものの、その後はセンターフライ、空振り三振、ファーストゴロに終わり、4打数1安打だった(打率.297)。

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