Bリーグ川崎、新加入の外国人会見 優しい笑顔絶やさず

日本での活躍を誓ったジョーダン・ヒース(右)とマティアス・カルファニの両選手=川崎市内

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)川崎ブレイブサンダースは29日、川崎市内で今季から加入したジョーダン・ヒース(28)=208センチ、109キロ=、マティアス・カルファニ(27)=204センチ、99キロ=の入団会見を行った。

 アメリカ・ニューヨーク州出身のヒースはパワーフォワードとセンターを務める。体を張った献身的なプレーが持ち味で、ベルギーやスイス、ハンガリーでプレーしてきた。B3の東京サンレーヴスで活躍した弟ジョサイヤ・ヒースからもアドバイスを受け、「次のステップアップとして、アジアを選択した。毎日ハードワークしているよ」と表情を引き締めた。

 長身で端正な顔立ちのヒースは独身で、女性ファンの視線も集めそうだ。ヒースは「僕はファイター。戦う姿勢、諦めない姿勢を見てもらいたい」と語った。

 ウルグアイ出身のカルファニもパワーフォワードとセンターを務め、14歳からプロのキャリアを歩み出したという。これまでウルグアイやアルゼンチンでプレー。初来日にはかつて指導をあおぎ、現在、日本代表監督を務めるフリオ・ラマス氏らにも助言を求めたという。「彼らから日本に来た方がいいと言われてね。新しい成長を求めて日本にやってきた。新しいチャレンジだよ」と目を輝かせる。

 生後2カ月の娘と妻も近日中に来日予定。すでに、日本そばにも挑戦したといい、「大きな街に来られて驚いています。日本人は優しいし、おもてなしの気持ちも感じています」と優しい笑顔を絶やさなかった。

 佐藤賢次監督は「いろんな試合、映像をずっと見てきました。コート内のパフォーマンス意外にも、ベンチに戻ってきた振る舞いや態度も注意を払ってきました」と、日本の環境に早く溶け込める人間性の部分でも期待が大きそうだ。

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