DeNA4連勝で巨人と5差維持、梶谷が決勝打 燕は山田哲が4度目30盗塁も…3連敗

DeNA・梶谷隆幸【写真:荒川祐史】

柴田が同点打&神里ダメ押し打、山田哲は36連続盗塁成功

■DeNA 4-2 ヤクルト(29日・横浜)

 DeNAは29日、本拠地・ヤクルト戦に4-2で勝利し4連勝。首位巨人を5ゲーム差で追っている。6回までに2点のビハインドを背負うも、柴田の2点打で同点に追いつくと、7回には梶谷が決勝打を放った。ヤクルトは山田哲が2盗塁を決め、連続盗塁成功の日本記録を「36」に伸ばしたが、逆転負けで3連敗を喫した。

 4回、先発の井納は味方の失策で山田哲の出塁を許すと、二盗を許す。続く雄平にはセンターへの適時打を浴びて先制を許した。さらに、6回には1死から山田哲に四球を与え、再び二盗を許す。バレンティンは左前打で二、三塁とピンチを背負い、ここで降板。2番手・石田は雄平のニゴロで1点を失うも、最少失点で切り抜けた。

 すると、ヤクルト小川に抑えられていた打線がその裏にヒット、四球、相手失策で無死満塁のチャンスを作り、柴田が右前に運ぶ2点タイムリー。同点に追いついた。さらに、7回は2死一、二塁の好機で梶谷が3番手・坂本からライトへ勝ち越し打。試合をひっくり返すると、8回には神里がタイムリーで貴重な追加点をもたらした。

 投手陣は石田から国吉、エスコバー、山崎とつないで勝利。4連勝を飾った。

 ヤクルトの山田哲は4回の盗塁で35連続盗塁成功とし、今季30盗塁に到達。自身4度目のシーズン30本塁打30盗塁とした。さらに、6回の盗塁で36連続盗塁成功。今季の盗塁数も「31」とした。これがいずれも得点につながったが、競り負けて3連敗を喫した。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2