英語面接は避けては通れない
CA受験、特に外資系航空会社を受験するにあたって避けて通れないのが、英語面接です。
英語面接と聞くと「私、英語がとても苦手で……。」と懸念してしまう受験生もいるのではないでしょうか?
でも、心配はいりません!きちんと英語面接のポイントを押さえてしっかりと準備をすれば英語面接もさほど怖くありません。
今回は、外資系エアラインCAが英語面接突破のヒントをお伝えします。
英語面接のカギ!結論→根拠の論理的な話し方を心掛ける!
英語面接の際にまず気を付けたいのは、答えの組み立て方です。
英文のエッセイを書く際には必ず結論を始めに言い、その根拠のなる事象を肉付けしていくという論理的な書き方が主流です。
これは面接でも同じことが言えます。
まず端的に質問の答えを一言で述べ、それに対する根拠を補足します。
答えが複数ある場合は、「1つ目は~、2つ目は~、3つ目は~」と順番に先に答えを言ってからそれぞれの理由を補足するという答え方も論理的です。
そして、「1分程度で答えて下さい」と言われたら、40秒程度で短く端的に答えることを意識してみてください。
面接官に話が伝わりやすく好印象を持たれます。
英語がペラペラ=合格?答えはNO!
「私は英語が得意なので、外資系エアラインにぜひ挑戦したいです!」
中にはこんな他の受験生が羨むような方もいるかと思います。
ですが、こういった英語上級者の方こそ陥ってしまいがちな盲点があります。
それは、英語が流暢であるがゆえに早口になってしまったり、砕けた英語表現を使ってしまうことです。
日本語でもそうですが、日常会話と面接での言葉遣いは違いますよね。
それは英語でも同じです。
いくら英語が流暢でも、友人同士で使うような砕けた表現は面接官に幼稚な印象を与えてしまいます。
英語面接では、内容もさることながら、面接しいては接客サービスに適した丁寧な英語を話せるかがとても重要な要素の一つになります。
これだけは気をつけたい丁寧な英語表現
1. gonna,wannaなどの短縮形を使わない日常会話ではとっても便利な短縮形ですが、面接や機内で使用するとちょっと砕けた表現になってしまいます。例えば、私は~するつもりです。というとき、短縮系では「I’m gonna do ~.」と言いますが、これでは砕けた表現になってしまいます。短縮せずにきちんと「I’m going to do ~」と答えましょう。
2. 英語にも敬語が!?
日本語は尊敬語、謙譲語、丁寧語のように敬語が3種類もあってとても複雑な言語ですよね。それに対して英語はとてもフランクな言語のようにとらえられがちです。ですが、英語にも実は敬語のような丁寧な表現が存在します。ここでは、面接で使える丁寧な英語表現をいくつかご紹介します。
万能敬語:Couldとwould
助動詞のcan,willを過去形のcould,wouldに変えるとより丁寧な表現になります。この二つがとても万能で、何かを依頼するときや自分の意思を伝えるときなど様々な場面で利用できます。
Could you repeat what you just said please? (もう一度おっしゃっていただけませんか?)I would like to change my interview date if it’s possible. (もし可能であれば面接日を変更したいのですが。)クッション言葉
英語にもクッション言葉に当たる表現があります。これを知っておくと面接だけではなく英語でのスムーズなコミュニケーションにも役立ちます。
やんわり許可を求めるDo you mind, if it’s possible
Do you mind if I take a note? (メモを取ってもよろしいでしょうか?)相手の間違いなどを優しく指摘する I think~
I think my E-mail address is not correct. (私のメールアドレスが間違っているようなのですが)
ポイントを押さえて英語面接の準備を!
これらのポイントを押さえて志望動機や自己PR,自分の履歴書から聞かれるであろう質問を想定し、答えをあらかじめ英語にしておくと本番で焦らず落ち着いて笑顔で面接を乗り越えられるでしょう。
英語面接の壁を突破できますように!