【唯一無二】光るメタルジグ「メタルジャッカー」でタチウオを狙ってみた ルミカから発売されている「メタルジャッカー」というメタルジグをご存知でしょうか?なんとこのジグ、ケミホタルを入れて光らせられるんです!そんなメタルジャッカーでタチウオを狙ってみました。

ライトを当てるのがメンドクサイ……

タチウオ釣りなどの夜釣りで重宝するのが、蓄光(グロー)カラーです。

光りを当てることでルアーを光らせることができますが、何度も何度も照らすのがちょっと面倒なんですよね……。

そんなことを思っていたら、おもしろいアイテムを発見しました!

その名も「メタルジャッカー」

ぼくが見つけたのは、ケミホタルでお馴染みのルミカから発売されているメタルジグ「メタルジャッカー」です。

これはおもしろそうだ! ってことで、今回はメタルジャッカーを使った模様をレポートします。

どんなルアー?

メタルジャッカーとはどんなルアーなのでしょうか?

まずは観察してみましょう!

ラトルが入っている

ジグの真ん中に縦長の溝が開いていて、純正の状態ではそこにラトルの入ったカプセルがはめ込まれています。

音の鳴るメタルジグとはかなり珍しいですね!

ケミホタルを装着できるんです!

ラトルカプセルは、なんとケミホタルに交換することができるんです!

これで、唯一無二の「光るメタルジグ」が完成しました!

さっそく実戦投入

早速、メタルジャッカーを使ってみることに。

狙いはタチウオで、夕マズメの薄暗くなったタイミングに釣行してみました。

もちろんケミホタルを装着して!

リフト&フォールで誘う

着水して狙いの水深まで沈めたら、ゆっくりとしたリフト&フォールで誘います。

フォール中のバイトが多いので、糸に神経を集中してアタリを待ちます。

待望のヒット!

フォール中のメタルジャッカーにガッツリ喰いついたタチウオ。

ケミホタルが効いたのか、周辺の釣り人を差し置いて一番にヒットしました!

完全に暗くなったところでさらに一尾追加!

タチウオ用にトリプルフックを2個付けたセッティングなので、フッキング率はかなり高めです。

メタルジャッカーのいい所

実際に使ってみたことで、メタルジャッカーの長所も短所もわかってきました。

まずはいい所をご紹介します。

ラトルとケミの使い分けが可能

ラトルとケミホタルを使い分けることができるので、昼夜を問わずに使うことができます。

また、何も付けない状態も入れれば3パターンの使い分けが可能なので、タチウオだけでなく青物や根魚など狙える魚種の幅はかなり広そうです。

フックセッティングに幅がある

フロントとリアのアイに加えて、ボディの真ん中付近にサーベルアイというアイが付いています。

青物はフロントとリア、タチウオやフラットフィッシュはリアとサーベルアイといった具合に、狙いの魚に応じたフックセッティングが可能です。

とくにタチウオはジグの中心付近に喰ってくることが多いので、サーベルアイによってかなりフッキング率が高まると思います。

センターバランスだから使いやすい

メタルジャッカーは重心が真ん中にある、センターバランスです。

ジャークも軽く、フォールもヒラヒラとゆっくりしているので、魚種と場所を選ばずに使えます。

ちょっと気になるところ

いい所もあればそうでない所もありますよね。

正直に感じたことをお伝えします。

ケミホタルが抜けることがある

今回はケミホタルを装着して使用しましたが、いつの間にかケミホタルが無くなっていることがありました。

しっかりはめ込んでいましたが、どうやら着水の衝撃で抜けてしまうことがあるようです。

でも、テープを巻いて使えば安心

ケミホタルが抜けてしまうのは、塗装の厚さなどの個体差が原因だと思われます。

それを防ぐために、ケミホタルのパッケージの中に入っているテープを巻くことをおすすめします。

テープで巻くことで、ケミホタルはまったく抜け落ちなくなりましたよ!

唯一無二のメタルジグだ!

蓄光ライトを照らすのが面倒だったので使ってみたメタルジャッカーでしたが、他のジグにはない魅力を発見することができました。

「音が出て光るメタルジグ」なんてものは他に聞いたことがありません。

ルアーボックスにケミホタルと一緒に入れておけば、きっと活躍してくれること間違いなしですよ!
画像提供:六畳一間の狼 SUU

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