佐賀県内の学生防犯ボランティア「守るんじゃー」 商業施設でパトロール

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警察官(左)から店内の防犯対策を聞く学生防犯ボランティア=佐賀市のゆめタウン佐賀

 警察庁指定の学生防犯ボランティアで、県内の大学生からなる「さがんせん隊守るんじゃー」のメンバー4人らが26日、佐賀市兵庫北のゆめタウン佐賀で防犯パトロールを実施した。県警の警察官と一緒に店内を回りながら、万引き防止に目を光らせるとともに商業施設の防犯対策も学んだ。

 防犯パトロールは県警と一緒に年1回実施している。これまで祭り会場や大学周辺で取り組み、商業施設では初めて。万引きや自転車の盗難被害を防ぎ、学生自身の防犯意識を高める目的で実施した。

 腕章やオレンジ色のビブスを身に着け、食料品売り場や本屋、ATMなどを回った。万引きの発生が多いという午後2時から同4時の時間帯で、約1時間巡回。地域住民のボランティア1人も参加した。

 同行した警察官から「万引き犯の死角となる場所に防犯カメラが設置され、レンズの方向が分からないドーム型のカメラもある」などと説明を受けた。

 初めて防犯パトロールをした佐賀女子短期大学2年の高垣里佳子さん(19)は「パトロールするのに責任を感じた。化粧品コーナーは防犯カメラが多かった」と話した。

 県警本部によると、今年、県内で発生した万引きは6月末時点で245件で、窃盗犯罪全体の約2割を占める。自転車の盗難は同248件で、ゆめタウン佐賀では9件発生している。

警察官(左)から店内の防犯対策を聞く学生防犯ボランティア=佐賀市のゆめタウン佐賀