残暑の中、早くも稲刈り 大田原

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残暑の中、早くも始まった稲刈り=29日午後1時40分、大田原市滝岡、小型無人機から

 那須野ケ原の穀倉地帯・大田原市で29日、早くも稲刈りが始まり、残暑の中、黄金色に実った稲穂を刈り取る作業が続いた。

 稲刈りを行ったのは、良質米の産地として知られる滝岡の関谷規一(せきやきいち)さん(70)方。関谷さんはコシヒカリ約30ヘクタールを作付けする有数の大規模農家で、コメの販売額県内トップのJAなすの管内で最も早い4月5日に田植えを始めた。収穫は昨年より1週間ほど遅いが、平年より2~3日早い。

 この日は、前夜から時折雨が降る不安定な天候だったため、午前中の作業を延期。昼すぎには晴れ間がのぞき、同JA関係者らが見守る中、新調した6条刈りの大型コンバインで息子の明政(あきまさ)さん(38)が稲穂を次々と刈り取った。

 関谷さんは「水不足で神経を使ったが、順調に収穫を迎えられた。おいしい新米を味わってほしい」と話した。稲刈りは9月いっぱいまで続く。