レイズがアストロズとのシーソーゲームを制す

【レイズ9-8アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

レイズが9イニング中6イニング、アストロズが9イニング中7イニングで得点を奪うという乱戦となった一戦は、7回表に崔志萬(チェ・ジマン)の2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功したレイズが9対8で逃げ切った。レイズ6番手のホゼ・デレオンが今季初勝利(0敗)を挙げ、7番手のエミリオ・パガーンは7回裏途中からマウンドに上がり、2回1/3を1失点に抑える力投で今季15セーブ目をマーク。一方、敗れたアストロズは、10個の四球を生かしてレイズ投手陣から8点を奪ったものの、投手陣が失点を重ね、3番手のクリス・デベンスキーが今季3敗目(2勝)を喫した。

両軍が点を取り合い、まさにシーソーゲームと呼ぶに相応しい一戦となった。2回表にトラビス・ダーノウのタイムリーでレイズが先制し、その裏にロビンソン・チリーノスのタイムリー二塁打で同点。3回表にオースティン・メドウズの24号ソロでレイズが勝ち越すと、その裏、ジョージ・スプリンガーに28号同点ソロが飛び出した。4回表にダーノウが勝ち越しの14号2ランを放つと、アストロズは4回裏にスプリンガーの押し出し四球で1点差とし、5回裏には2つの押し出し四球で逆転に成功。6回表にダーノウのタイムリーでレイズが追い付くも、6回裏にホゼ・アルトゥーベが勝ち越しの25号ソロを放った。7回表にはトミー・ファムの同点タイムリーと崔の2点タイムリー二塁打でレイズがリードを奪い、その裏にジョシュ・レディックのタイムリーで1点差に迫られたものの、8回表にメドウズのセカンドゴロの間に1点を追加。9回裏にパガーンがエイブラハム・トロに1号ソロを浴びたが、なんとか1点差で逃げ切った。

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