International Green Development Conferenceがフルンボイルで開幕

International Green Development Conferenceがフルンボイルで開幕

AsiaNet 80253(1598)

【フルンボイル(中国)2019年8月29日新華社=共同通信JBN】Hulunbeier International Green Development Conference(フルンボイル国際緑色発展大会)が8月26日、中国北部の内モンゴル自治区フルンボイル市で開幕した。生態保護とグリーン成長を優先する新たな高品質の開発アプローチの探求を主題とするこの大会には、国内外から300人を超す専門家が参集し、グリーンな未来への道を探った。

内モンゴル自治区党委員会副書記で自治区主席のブー・シャオリン(布小林)氏によれば、広大な生態学的地域を持つ内モンゴルは中国北部で最大かつ最も包括的な生態系機能地域である。

ブー氏は、生態保護とグリーン成長を優先する新たな高品質の開発アプローチを探究する同地域の取り組みは、開発のコンセプト、道筋、方法および目的において全面的な変化を伴うと述べ、出席する専門家と企業家からの洞察力に富む助言と提言に期待を示した。

大会は、国家、地域および企業間のグリーン開発協力のためのプラットフォームの開設に役立ち、行動イニシアチブ、グリーンパートナー開発、国際生態協力実証パークの共同建設、全産業チェーン生態管理モデルの開発、グリーン開発の報告を特徴とするグリーン産業成長のシステム、機構、道筋の共同開発を実現する。

総面積25万3000平方キロのフルンボイルは「中国北部の碧玉」や「緑の浄土」として知られる。中国の手付かずの本来の生態環境を持つ地域の1つであり、北東アジア生物圏の重要な部分を占め、内モンゴル、中国東北部、さらに国全体の重要な自然生態学的防壁である。地元の森林生態系には多数の貴重、希少および絶滅危惧の動植物が生息する。地元の生物多様性保護の機能的価値は、2016年に1358億6700万元(約189億7000万米ドル)に達した。

ソース:The Organizing Committee of the Hulunbeier International Green Development Conference

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(8月26日に中国北部の内モンゴル自治区フルンボイル市でHulunbeier International Green Development Conference(フルンボイル国際緑色発展大会)が開幕)