ツインズが敵地本塁打の新記録樹立 ベリオス11勝目

【ツインズ10-5ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ツインズは、3回表にジェイク・ケイブが6号ソロ、C.J.クロンが22号ソロを放つなど、3回までに大量8点を先行。そのリードを生かして10対5でホワイトソックスを破り、敵地ギャランティード・レート・フィールドでの3連戦をスイープした。ツインズ先発のホゼ・ベリオスは4つの暴投を記録するなど、荒れ気味のピッチングが目立ったものの、6回7安打3失点で先発投手の役割を果たし、今季11勝目(7敗)。終盤3イニングを2失点(自責点0)に抑えた2番手のランディ・ドブナックはメジャー初セーブをマークした。一方、ホワイトソックス先発のディラン・シーズは3回途中10安打8失点の大乱調で今季7敗目(3勝)。12安打を放った打線も、得点圏で18打数3安打に終わるなど、思うように繋がらなかった。

初回に4点を先制したツインズは、2回表にネルソン・クルーズのタイムリーで2点を追加し、3回表にはケイブとクロンの連続アーチでホワイトソックス先発のシーズをノックアウト。5回表にルイス・アラエスの犠牲フライでリードを9点に広げ、7回表にはケイブがこの試合2本目の一発となる7号ソロを放って2ケタ得点に到達した。なお、ツインズはこの試合での3本を加えて今季敵地で放った本塁打が141本となり、メジャー新記録を樹立。従来の記録は2001年にバリー・ボンズ擁するジャイアンツがマークした138本で、ツインズは前日の試合でこの記録に並んでいたが、3回表にケイブが6号ソロを放った時点で新記録樹立となった。

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