中国の三亜、ラトビアのリガでビザなし観光目的地として宣伝

中国の三亜、ラトビアのリガでビザなし観光目的地として宣伝

AsiaNet 80262 (1604)

【リガ(ラトビア)2019年8月29日PR Newswire=共同通信JBN】中国の観光都市である海南省の三亜から5人で構成するビジネス代表団が8月21日から29日まで、三亜の観光資源の広大な宝の山をバルト諸国と北欧諸国で宣伝する取り組みの一環として、三亜とこれら2地域の都市間の協力とビジネス交流を強化することを目的にラトビア、クロアチア、ハンガリーを訪問している。Sanya Municipal Commerce Bureau(三亜市商務局)によれば、同代表団はSanya Municipal Committee of the Chinese People's Political Consultative Conference(中国人民政治協商会議(CPPCC)三亜市委員会)のロン・リーピン議長が率い、CPPCC三亜委員会およびSanya Tourism, Culture, Radio, Television and Sports Bureau(三亜観光・文化・ラジオ・テレビ・スポーツ局)の高官が同行した。

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(写真説明:三亜市(リガ)宣伝イベント)

8月21日から22日まで、代表団はラトビアの運輸省、Investment and Development Agency of Latvia(ラトビア投資開発公社)、リガ国際空港を訪問した。訪問団はラトビア運輸省Aviation Departmentディレクターのアルニス・ムイズニエクス氏、ラトビア投資開発公社のアンドリス・オゾルス長官、リガ国際空港のイロナ・ライス取締役会会長から歓待を受けた。

8月23日、中国本土外の旅行者にとって特に魅力のある三亜の多くの特色についての知識を広めるための代表団の構想の1つであるSanya City (Riga) Promotion Event(三亜市(リガ)宣伝イベント)がリガのRadisson Blu Latvija Hotelで開催された。駐ラトビア中国大使館のスン・インライ臨時代理大使、駐ラトビア中国大使館経済商務参事官のシェン・シャオカイ氏、リガ国際空港取締役会顧問のアルツール・コカース氏、ラトビア投資開発公社の駐中国文化観光代表マルタ・イバニノカ・ツィーナ氏、ラトビアの中国人コミュニティーの代表者、ラトビア、フィンランド、リトアニアの観光業とメディアの代表者らを含む60人を超すゲストが宣伝イベントに参加するよう招かれた。

このイベントでのスピーチでロン氏は、三亜の59カ国(ラトビアは対象国の1つ)の国民を対象とするビザなし政策と、とりわけ旅行者と休暇旅行者にとって魅力的な三亜の特色を強調し、「旅行先としての三亜の美しさ、バイタリティー、将来性を言葉で十分に表現することは難しい」と締めくくった。中国大使館経済商務参事官のシェン氏とリガ国際空港取締役会顧問のコカース氏もスピーチを行い、三亜・リガ間の協力的交流と直行便への支持を表明した。

旅行代理店の代表であるマクシムス・ピペケビクス氏は同イベントで「バルト3国と北欧諸国の全てが海南省を訪れる観光客にビザが免除される国である。これらの国々からの旅行者はビザ申請の時間を取る必要がなく、三亜に最長30日まで滞在が可能だ。三亜のビザなし観光政策は主要なセールスポイントになるだろう」と述べた。

三亜市は年初から、地元旅行会社が国際的なリーチを拡大し、外国投資を引き付け、海外にマーケティング・チャネルと宣伝センターを開設することを助けるため、旅行宣伝活動を積極的に組織してきた。同市は世界中で観光ロードショーを立ち上げるためにトーマス・クック、Colatourなど世界で最も著名な旅行代理店と協力した。宣伝センターは台湾、香港特別行政区、インドネシア、マレーシア、日本、インドを含む地域と国で既に活動中である。

ソース:Sanya Tourism, Culture, Radio, Television and Sports Bureau