千葉雄大が2度目の棋士役「長い人生を丁寧に演じさせてもらった」

NHK BSプレミアムで9月8日にスタートする連続ドラマ「盤上の向日葵」(日曜午後10:00)の試写会に主演の千葉雄大、共演の竹中直人が出席した。

同作は、過酷な運命を背負って棋士の頂点を目指した青年・上条桂介(千葉)の半生をあぶり出すヒューマンミステリー。棋士役2度目の千葉は「こんなにガッツリと棋士を演じたのは初めて。棋士として手元を映されるシーンは緊張しました。プロ棋士の先生方に教えていただき、反復練習というか、数をこなすことが大事になってくるので、おうちで練習していました」と役作りを回想。

桂介の学生時代も演じており「撮影は凝縮された中で行われて、気持ち的にも余裕がない部分もあったけれど、それほど一生懸命入り込めた作品。今の年齢で学生時代から大人までの長い人生を丁寧に演じさせてもらったのはありがたかった」と手応えを得ていた。

また、竹中とは約4年ぶりの共演となるが「口笛がお上手で、曲当てゲームのようなこともしました。竹中さんはすごくチャーミングで、現場を明るくしてもらってありがたかったです。次はコミカルで明るい作品で共演したいです」とラブコール。それには竹中も「自主映画を撮っている若い人たちの中に一人オジサンがいるような感じだったけれど、修学旅行みたいで楽しかった」と笑顔で、「久しぶりの再会で『雄大くん!』とすごく懐かしくなったし、千葉くんとの一緒のシーンは忘れられない。すてきな俳優です」と再共演を喜んでいた。

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