西武、首位ホークスにゲーム差なし! 日ハム最下位転落…31日のパ・リーグは?

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

西武は森4戦連発&山川2年連続40発、オリックス4か月ぶり最下位脱出

 パ・リーグは31日、各地で3試合が行われ、西武、オリックス、楽天が勝利した。

 西武はメットライフドームで行われたソフトバンク戦で10-5で打ち勝ち、8月2度目の5連勝。首位のソフトバンクにゲーム差なしと肉薄した。初回に森の4戦連発となる21号2ラン、山川の39号2ランなどで一挙5点を先制。2回に秋山の19号ソロでリードを広げると、3点差の7回には山川の2年連続となる40号ソロ。8回には外崎の適時打と敵失の間に2点を加えてダメ押した。先発の高橋光は5回7安打3失点。自身初の2桁10勝目を挙げた。ソフトバンクは先発の和田が今季最短2回6失点で3敗目。中堅・柳田の2失策も響いた。打線は松田宣の25号2ラン、グラシアルの23号などで5点を返したが、反撃は届かなかった。

 オリックスはZOZOマリンで行われたロッテ戦で2-1で競り勝って2連勝。5位・日本ハムが敗れたため約4か月ぶりに最下位を脱出した。5回に宗の適時打で先制。7回に同点に追いつかれたものの、9回に安達の2号ソロで勝ち越した。2番手の近藤が4勝目。ロッテは4番手の益田が5敗目。9安打も打線がつながらなかった。

 楽天は楽天生命パークで行われた日本ハム戦で1-0で完封勝ち。3カードぶりの勝ち越しを決めた。5回に浅村の併殺打の間に1点先制。先発の辛島は5回2/3で4安打無失点。その後は守護神・松井ら4投手の継投で逃げ切った。日本ハムは8月2度目の5連敗で、18年4月1日以来の単独最下位。8月は5勝20敗1分で月間20敗は球団ワーストタイ記録だ。先発の有原が7回8安打1失点と力投したものの、打線の援護がなく7敗目を喫した。

→1 ソフトバンク 121試合64勝53敗4分 -
→2 西武 122試合66勝55敗1分 0.0
→3 楽天 122試合60勝58敗4分 4.5
→4 ロッテ 123試合59勝61敗3分 2.0
↑5 オリックス 119試合55勝59敗5分 1.0
↓6 日本ハム 123試合56勝62敗5分 1.0(Full-Count編集部)

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