外国人にも大人気!目の前で作りたての和菓子が楽しめる「鶴屋吉信」を現地ルポ

和スイーツを語る上で欠かせない生菓子。繊細な色使いと美しい見た目は日本人だけでなく海外から訪れる人をも魅了します。日本橋のコレド室町3にある和菓子屋「鶴屋吉信」内の茶房「菓遊茶屋(かゆうぢゃや)」では、カウンター越しに職人が目の前で生菓子を作ってくれる和菓子実演が楽しめます。京都本店以外で生菓子実演が見られるのは東京でもココだけ。季節ごとに変わる上品なお菓子と職人さんの技術を目の前で楽しめる、見て、食べて、体験して楽しい菓遊茶屋をご紹介します。

季節によって選べる楽しさ

(C)Yoko Nixon

菓遊茶屋では季節ごとにかわる生菓子の中から、好きな生菓子とお抹茶のセットを味わうことができます。今回取材をした際には秋の始まりを彩る「沙羅の花」「笹のしずく」「菊の雅」「紅花」の4つのお菓子がありました。職人さんが一つ一つ丁寧にお菓子の説明をしてくれるので、きっと好きなお菓子が見つかるはずです。

カウンター越しに溢れる臨場感

(C)Yoko Nixon

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注文を受けると職人さんが早速作業に取り掛かります。色とりどりの餡を素早く、的確に形作っていく様は思わず見とれてしまうほど。たった数分で美しい和菓子が出来上がります。意外と知らない和菓子の知識を直接質問し、職人との会話を楽しめるのも菓遊茶屋の醍醐味です。和菓子が完成するとほぼ同時に淹れたての抹茶を提供してくれ、和菓子とお抹茶の絶妙なハーモニーを楽しむことができます。

日本人だけでなく外国のお客さんにも大人気

(C)Yoko Nixon

見た目にも美しい和菓子は多くの外国人観光客も魅了しています。英語のメニューも常備してあり、また和菓子の製作風景を写真やムービーに自由に収められるのも人気の秘密。日本ならではの繊細な美しさを目の前で体感できる、ユニークなサービスが国内外問わず訪れる人を楽しませてくれます。

(C)Yoko Nixon

カウンター席は7席あり、予約は不要のため気軽に足を運ぶことができます。鶴屋吉信日本橋店では生菓子の実演が見られるカウンター席以外にも、テーブル席でゆっくりお茶を楽しむこともできます。季節に合わせてかき氷やぜんざいなどの甘味を楽しむことができます。隣接しているショップでは鶴屋吉信の人気商品、季節商品をお土産用として購入することもできます。

完成したものを食べるだけでなく、そこに至るまでの過程も楽しめる菓遊茶屋の生菓子実演。普段なかなか見ることのできないプロの和菓子職人の技を間近で鑑賞し、お茶と一緒にできたての和菓子を頂く上質な時間を過ごしてみませんか。

鶴屋吉信 東京店

住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目5番5号 COREDO3 室町1階

電話:03-3243-0551

営業時間:【ショップ】10:00~21:00 【茶房・菓遊茶屋】10:30~20:00(ラストオーダー19:30)

HP:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/pages/tenpo.aspx

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