カージナルスがダブルヘッダー連勝 2位と2.5ゲーム差に

第1試合【レッズ6-10カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
第2試合【レッズ2-3xカージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは、本拠地ブッシュ・スタジアムで行われたレッズとのダブルヘッダーに連勝。2位カブスが3位ブリュワーズに敗れたため、2位とのゲーム差を2.5に広げた。第1試合は10対6で打ち勝ち、先発のダコタ・ハドソンが8回途中4失点で今季14勝目(6敗)をマーク。レッズ先発のトレバー・バウアーが4回7失点で今季12敗目(10勝)を喫した。一方の第2試合は、1点ビハインドの9回裏に2点を奪って逆転サヨナラ勝ち。4番手のジョン・ガントが開幕から無傷の10勝目をマークし、レッズのクローザー、ライセル・イグレシアスが今季11敗目(2勝)を喫した。

第1試合のカージナルスは、2点を先制された直後の1回裏に、ポール・ゴールドシュミット、ポール・デヨング、ヤディアー・モリーナと3本のタイムリーで4点を奪って逆転に成功。その後、デクスター・ファウラーの16号ソロ、モリーナの8号ソロなどで着実にリードを広げ、レッズの追い上げに遭いながらも10対6で逃げ切った。第2試合は、先発のマイケル・ワカが2本のソロアーチで2点を失い、劣勢を強いられたものの、7回裏にファウラーのタイムリーで1点を返して1点差。そして、9回裏に無死一・二塁のチャンスを迎え、ハリソン・ベイダーのタイムリーで同点とすると、イグレシアスを急遽リリーフした5番手のケビン・ゴースマンからマット・カーペンターがライトへのタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちとなった。

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