昆虫食の魅力をPRする「第1回チキチキながさき昆虫食まつり」(実行委主催)が1日、長崎市築町のメルカつきまちであり、来場者が素揚げにされたバッタなどを味わった。
昆虫は良質なタンパク質やミネラルなどを含み、世界の食糧難を救う存在として注目されている。タイで昆虫食に出合い、昆虫食材の卸業を佐世保市で営む諸岡健明実行委員長が日本にも広めたいと初開催した。
会場は虫の音のBGMが鳴り響き、昆虫の素揚げやクッキー、キャンディー、ポップコーンなどがズラリと並んだ。昆虫入りうどんやソフトクリームなども販売され、来場者がお気に入りの逸品を注文した。
「エビのような食感」「少し苦味がある」「香ばしくておいしい」など感想はさまざま。虫恐怖症だが珍味好きという福岡市の公務員、中野裕太さん(22)はコオロギの素揚げに挑戦した。顔をしかめながら口に入れたが「想像していたよりサクサクしておいしかった」と笑顔を見せた。
サクサクおいしい?! 長崎で昆虫食まつり
- Published
- 2019/09/02 00:09 (JST)
- Updated
- 2019/09/03 00:49 (JST)
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