不二越es1とミオピー茨城国体へ 富山でeスポーツ県代表決定戦

県代表になった少年の部の不二越es1(左3人)とオープンの部のミオピー(右3人)

 今月末に始まる茨城国体で文化プログラムとして開かれる全国都道府県対抗eスポーツ選手権の人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン」部門の県代表決定戦が1日、富山市新根塚町の富山テレビ放送であった。少年の部は「不二越es1」、オープンの部は「ミオ!ミオ!ピピピ!ミオ!ピピピ!」(ミオピー)がそれぞれ制し、出場権を獲得した。

 高校生による少年の部に8チーム、年齢制限のないオープンの部に5チームが出場した。1チーム3~5人で構成し、実在するサッカークラブの選手を画面上で操作して対戦した。

 少年の部決勝は不二越工高サッカー部員でつくる不二越es1が富山第一高サッカー部員でつくる「富山第一e-sports Team 1st」に4-3で勝った。富山第一の大塚一朗監督も応援に駆け付けた。

 オープンの部はミオピーが「えぬじぇの背中」を延長戦の末3-2で破った。

 不二越es1は東裕人さん(17)、明堂大稀さん(17)、干場陸さん(17)=いずれも3年=で構成。3人は「実際のサッカーと同じでチームワークが大切。全国制覇したい」と意気込んだ。

 ミオピーは菅原卓朗さん(26)=富山市、大学院生=、石川領一さん(26)=東京、会社員=、西田悠哉さん(26)=大阪市、会社員=の3人。代表の菅原さんは「練習で1千試合以上こなしてきた。富山の看板を背負って戦い、優勝したい」と話した。

 大会は県サッカー協会、県eスポーツ連合、富山テレビ放送、北日本新聞社でつくる実行委員会主管。

真剣な表情でプレーする参加者たち

© 株式会社北日本新聞社