「コナン展」閉幕 長崎県美術館 4万人が謎解き楽しむ

多くの来場者でにぎわった「名探偵コナン 科学捜査展」=長崎市、県美術館

 長崎市出島町の県美術館で開かれていた長崎新聞創刊130周年記念事業「名探偵コナン 科学捜査展」(主催・長崎新聞社、NIB長崎国際テレビ、県美術館、特別協賛・大誠ハウス)が1日、閉幕した。この日は約1600人が来場。会期63日間で約4万人が訪れた。
 同展は来場者がコナンらのアドバイスを記した探偵手帳を手に「現場検証」「聞き込み」「科学鑑定」の3エリアを巡り、殺人事件解明に挑戦する体験型企画展。会場には原作者・青山剛昌さんが描いた漫画の複製原画15点も展示され、ファンらを喜ばせた。
 最終日は人気キャラクター安室透が会場に登場。来場者は握手を求めたり、一緒に記念撮影したりして楽しんだ。家族4人で来場した同市立土井首小4年の中尾未夢(みゆ)さん(10)は「謎解きは思ったよりも難しかった。安室のファンなので会えてうれしかった」と笑顔を見せた。

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