アストロズ・バーランダー 自身3度目のノーヒッター!

【アストロズ2-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

アストロズのエース右腕、ジャスティン・バーランダーが敵地ロジャース・センターで行われたブルージェイズ戦でキャリア3度目となるノーヒッターを達成した。バーランダーは120球を投げて奪三振14、与四球1という見事なピッチングを展開。許した走者は1回裏にキャバン・ビジオに与えた四球による1人のみで、8回裏には三者三振を奪うなど、最後まで疲れを見せず、ブルージェイズ打線を圧倒した。快挙達成のバーランダーは、両リーグ最多タイとなる今季17勝目(5敗)をマーク。2年連続5度目となるシーズン250奪三振も達成した。一方のブルージェイズは、3投手が合計8イニングを3安打無失点に抑える好投を見せたが、4番手のケン・ジャイルズが9回表に痛恨の被弾。ジャイルズは今季3敗目(2勝)となった。

バーランダーが快投を見せるなか、8回まで得点を奪えなかったアストロズだが、9回表にジャイルズから新人エイブラハム・トロが先制の2号2ラン。安定した守備でバーランダーの快挙達成を後押しした新人三塁手が、バットでもエース右腕の快挙達成に大きく貢献し、試合後には2人で抱擁を交わすシーンも見られた。バーランダーがノーヒッターを達成するのは、タイガース時代の2007年(対ブリュワーズ)と2011年(対ブルージェイズ)に続いて今回が3回目。通算3度以上のノーヒッター達成は、ノーラン・ライアン(7回)、サンディ・コーファックス(4回)、ボブ・フェラー、ラリー・コーコラン、サイ・ヤングに次いでメジャーリーグ史上6人目の快挙となった。

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