東北、東日本 残暑長引く 高温に関する早期天候情報

2日(月)午後2時の気温分布

 きょう2日は前線の南側、関東から西の太平洋側は暖かな空気に覆われ気温が上がっている。
 特に、日差しがある関東南部や東海、近畿で気温が高く、午後2時半までの最高気温は静岡市34.9℃、千葉県市原市と茂原市で34.8℃、奈良市33.9℃など。静岡市では、3日連続で34℃以上の厳しい残暑となった。
 
 あす3日(火)も関東から西の各地で、朝から気温が高い見込み。福井県や近畿北部、山陰など日本海側の地域でも、日中は30℃以上の真夏日の所が多くなりそうだ。
 湿気が多く蒸し暑いため、屋外での作業や運動などは、意識的に水分補給や休息を心掛けるなど、熱中症対策が必要となる。
 
 なお、東北や東日本では、今後も暖かな空気が流れ込みやすく、気温の高い状態が続く見通し。特に、8日(日)頃からの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなるとして、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や家畜の管理や、熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

2日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

© 株式会社ウェザーマップ