レシピを投稿するだけで寄付できる!すぐに参加できる食品ロス×飢餓ゼロキャンペーン

「世界食料デー キャンペーン2019」開催

参照:Medium

国連のWFP協会は、「食品ロス」、「飢餓」などの食料問題や、SDGsの理解を深めてもらうための企画として、「世界食料デー キャンペーン2019『Zero Hunger Challenge for AFRICA食品ロス×飢餓ゼロ』を行っています。その活動に、人材派遣業を中心に飲食店なども経営するパソナグループが参画しました。

このキャンペーンとは、どのような内容の取り組みなのでしょうか?

今回はパソナグループも参画する『Zero Hunger Challenge for AFRICA食品ロス×飢餓ゼロ』についてご紹介いたします。

 

「世界食料デー キャンペーン2019」開催

国連WFPは飢餓のない世界を目指す国連の食料機関です。

その国連WFPが企画する「世界食料デー キャンペーン2019『Zero Hunger Challenge for AFRICA食品ロス×飢餓ゼロ』」は、国連WFPの活動を促進させるためのキャンペーンで、2019年8/1~10/31の期間で行われます。

 

【国連WFP】食品ロス×飢餓ゼロとは?

今キャンペーンは、「食品ロス」と「飢餓ゼロ」の両方にアプローチできる取り組みになっています。

SDGs関連の活動を行う企業の中にも企業が潤い、SDGsが達成される仕組みが多く行われていますが、今回ご紹介する国連WFP企画のキャンペーンも、一度の企画で両方の問題にアプローチできる内容になっており「飢餓」と「食品ロス」の改善を掛け合わせた内容になっています。

 

年間600万トン…日本国内の食品ロスの現状

現状、日本ではまだ食べられるのに捨てられる食品が年間600万トンあります。

この数字は国連が発展途上国に届けている食料の2倍近い数字です。

日本のような先進国では、作りすぎた食料を食べきる事ができずに廃棄している現実があります。

世界のどこかでは、「飢餓」に苦しむ人々が大勢いるという現実があり、この相反する問題は同じ地球上で起き続けているのです。

 

今回のキャンペーンは、その異なるようで親和性の高い2つの問題を繋げ、両問題に対してアプローチできる内容になっています。

 

家庭の食品ロスが、アフリカの子供たちの給食に変わる仕組み

家庭の食品ロスが、アフリカの子供たちの給食に変わる仕組み

引用:公式 「世界食料デー キャンペーン2019『Zero Hunger Challenge for AFRICA食品ロス×飢餓ゼロ』ページ

 

このキャンペーンは捨てられがちな食品でレシピを作り、それをSNSで投稿すれば協賛している企業からアフリカの子供たちに給食が届けられる仕組みです。

家庭で残りものになった食材を料理し、SNSで「#ゼロハハンガーチャレンジ」または「#WFP」のタグをつけレシピとしてアップするだけで、協力企業から1投稿120円(学校給食4日分)が寄付される仕組みになっています。

 

このキャンペーンに参加することで家庭の食品ロスを防ぐ事ができ、またそのレシピが一般の人たちに広がっていけば、食品ロスが少しづつ解消されます。

また寄付をすることができアフリカの子供たちの飢餓を改善できるので、一般消費者にとって参加しやすいキャンペーンとなっています。

 

パソナ考案、誰もが食べ慣れたコンソメスープレシピとは

パソナ考案、誰もが食べ慣れたコンソメスープレシピとは

引用:PRTIMES 

パソナグループが参画した国連WFPキャンペーンは、パソナグループが淡路島で展開する飲食店施設6店舗にて食品ロスに配慮したメニュー「淡路の野菜薫る ゼロハンガー和⾵コンソメスープ」を提供し、今キャンペーン期間中の売り上げの10%を国連WFPの学校給食支援に寄付するものです。

そのメニューの内容は、通常は捨ててしまう野菜の皮や切れ端などでから出汁をとり、豚や牛、ソーセージやベーコンを切り落として、細かく切った野菜が入ったコンソメスープにするという、食べ慣れているラインナップとなっています。

 

SDGsやサスティナブルな取り組みに積極的なパソナグループ

パソナグループはこれまでも食品ロスだけでなく、地方創生につながる取り組みも積極的に行なっており、淡路島の店舗も地方創生を目的とする活動をしています。

「淡路の野菜薫る ゼロハンガー和⾵コンソメスープ」のメニューの発案者でもある「山下春幸」さんは国連のWFPの活動に10年関わっており、日頃から「もったいない」精神の元、精力的に活動をしています。

このレシピにおいても、高級素材を使わずシンプルなメニューを狙って作りました。

山下シェフだけではなく、パソナグループの施設料理人全員が、今後もサスティナブルな社会を目指し、食材を大切に料理を行なっていくと力強く発言しています。

 

今回のキャンペーンは、僕たちの日常の「食品ロス」が、アフリカの子供たちの「飢餓」を救えるチャンスです。

「食品ロス」と「飢餓ゼロ」の両方にアプローチできるこの仕組みを生かし、キャンペーンに参加してみてはいかがでしょうか。

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