【U-18W杯】侍ジャパン躍進を韓国メディアも連日報道「初戦はメンツが潰れたが…」

スペインとの初戦を接戦で制した侍ジャパンU-18代表【写真:Getty Images】

韓国メディア「SPOTV NEWS」は高校日本代表の初戦、2戦目の戦いぶりを報道

 韓国・機張(きじゃん)で行われている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)で奮闘している野球日本代表「侍ジャパン」高校代表。連日の戦いぶりを、韓国メディアも連日報じている。

 高校代表は初戦スペイン戦で苦戦した。先発の池田が4回に2点先制を許し、打線は7回まで無得点。韓国メディア「SPOTV NEWS」はスペインの奮闘ぶりを伝えた。

「スペインのベンチがどよめいた。世界1位の野球強国を相手に互角な試合をし、先制点を獲得すると大きく喜んだ。サヨナラホームランでも入れたかのような雰囲気だった」

「(日本)打線は相変わらず振るわなかった。ルナに7イニングの間、無得点に抑えられた」

 高校代表は8回に韮澤と石川の連続適時打で同点とすると、2死一、二塁から遠藤の2点二塁打で勝ち越し。逆転勝ちを飾った。同メディアは「(日本は)交代した投手を機に糸口を見つけた。日本はルナに続いてマウンドに立ったフランク・エルナンデスから得点することに成功した」と淡々と伝えた。

 2戦目の南アフリカ戦では打線爆発して19得点。投げては浅田、林のノーヒットノーランリレーで完勝した。同メディアは「日本青少年野球代表チームが目覚めた。南アフリカ共和国との試合で6回コールド勝ちを収めた。前日とは完全に変わった姿だった」と伝え、こう続けた。

「(スペイン戦は)勝ったもののメンツがつぶれた試合だった。だが、この日は違った。南アフリカ共和国を完全に制圧し雰囲気を変えた。2連勝はおまけだ」

 大会前から優勝候補に挙げられている高校日本代表。その躍進ぶりはライバルの韓国メディアからも注目されている。(Full-Count編集部)

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