トラブル多発に懸念相次ぐ

福島第1の排気筒解体で規制委

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 東京電力福島第1原発の1、2号機共用排気筒(高さ約120メートル)の解体作業でトラブルが続発したことについて、原子力規制委員会が2日に開いた会合で、委員らから懸念や工程の見直しを求める意見が相次いだ。規制委の伴信彦委員は「満身創痍というイメージだ。作業をこのまま続けていいのか」と疑問を呈し、東電に作業再開前に課題を洗い出して説明するよう求めた。

 東電は「排気筒の早い解体は重要だ」と訴え、当初予定していた作業を終えた後に、課題の検証を進めると応じた。本年度内の解体完了の目標は維持するとしている。

 排気筒解体はトラブルが続発し、何度も中断した。