珍しい全県レベルの男声合唱イベント/青森県男声合唱フェスが第30回/10団体・約190人が力強い歌声

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合同合唱で重厚なハーモニーを響かせた各男声合唱団のメンバー

 青森県男声合唱フェスティバルが1日、青森市の県民福祉プラザで開かれた。30回目の節目を迎えた今年は、県内各地から10団体、約190人が参加し、男声ならではの重厚で力強い歌声を響かせた。

 ステージでは各団体が日本の歌謡曲や合唱組曲、ロシア民謡など各2~4曲を歌い、息の合ったハーモニーを披露。プログラム終盤では、各団体のメンバーが登壇して「男声合唱とピアノのための『ねがい』」より5曲、「酒頌(しゅしょう)」を高らかに熱唱。会場からは「ブラボー」の歓声と大きな拍手が送られた。

 知人に誘われて訪れたむつ市の川崎秀子さん(53)は「ダイナミックで圧倒的なハーモニーは予想以上だった。来年もぜひ聞きに行くつもり」と感激しきり。

 青森ドクターズ・ヨッチミラー合唱団の工藤望さん(26)=青森市=は合唱を始めたばかり。「指揮者を見ているだけで精いっぱいだったが、他の団体の合唱に大きな刺激を受けた。練習をもっと頑張りたい」と話していた。

 同フェスは1990年、合唱好きの県内7団体が有志で始め、出演団体の持ち回りで毎年会場を変えて開かれている。同フェス関係者によると、全県レベルで30年続く男声合唱だけのイベントは全国的にも珍しいという。