7回裏に一挙5得点 カブスが打線の奮起で逆転勝利

【マリナーズ1-5カブス】@リグリー・フィールド

日本時間9月1日のブリュワーズ戦から2試合連続完封負けを喫していたカブスは、マリナーズを本拠地リグリー・フィールドに迎えたこの日も6回まで無得点で、24イニング連続無得点となった。しかし、1点ビハインドで迎えた7回裏にチャンスを作り、アンソニー・リゾーとカイル・シュワーバーのタイムリーなどで一挙5点を奪って逆転に成功。5対1でマリナーズを破り、首位カージナルスとの3ゲーム差をキープした。カブス先発のカイル・ヘンドリックスは6回3安打1失点の好投を見せ、2番手のデービッド・フェルプスが今季2勝目(0敗)をマーク。一方、マリナーズ先発のジャスタス・シェフィールドも5回5安打無失点と好投したが、2番手のマット・ウィスラーが今季3敗目(3勝)となった。

5回表にディー・ゴードンのタイムリー二塁打でマリナーズに先制を許したカブスは、7回裏に反撃を開始。ジェイソン・ヘイワードとクリス・ブライアントの四球で一死一・二塁のチャンスを迎え、リゾーのタイムリーで1対1の同点に追い付いた。さらに代打のアルバート・アルモーラJr.が歩かされて一死満塁となり、シュワーバーが走者一掃の3点タイムリー三塁打。続くアディソン・ラッセルのショートゴロがフィルダース・チョイスとなり、一挙5得点のビッグイニングが完成した。逆転したあとの8回表は3番手のデュエイン・アンダーウッドJr.、9回表は4番手のブラッド・ウィークがそれぞれ無失点に抑え、5対1で逃げ切り。マリナーズはリリーフ陣が崩れ、新人シェフィールドの好投を勝利に繋げることができなかった。

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