ドジャースが7本塁打の一発攻勢 ベリンジャー44号

【ロッキーズ9-16ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは、ロッキーズ投手陣に7本のアーチを浴びせ、16対9で大勝。リーグ一番乗りで今季90勝に到達した。両軍とも初回先頭打者アーチという派手な幕開けとなった一戦は、合計11本のアーチが飛び出す乱打戦となり、先発全員となる17安打16得点の猛攻を見せたドジャースが勝利。先発のウォーカー・ビューラーが5回6失点で今季12勝目(3敗)、リリーフに配置転換された前田健太は2番手として4イニングを投げて3失点ながら今季初セーブをマークした。一方、ロッキーズ先発のピーター・ランバートは2回途中6失点で今季6敗目(2勝)。リリーフ陣も失点を重ね、打線の頑張りを勝利に繋げることはできなかった。

1回表にトレバー・ストーリーの30号先頭打者アーチなどで2点を先制されたドジャースは、1回裏にジョク・ピーダーソンの29号先頭打者アーチなどで2点を奪ってすぐさま同点。2回裏には3本のタイムリーなどで4点を勝ち越し、3回表にノーラン・アレナードの36号2ランで2点差に迫られたあと、ピーダーソンの30号3ランとクリス・テイラーの10号ソロでリードを広げた。その後もマット・ビーティの8号ソロやコリー・シーガーの13号3ランで着実に加点し、7回裏にはコディ・ベリンジャーが両リーグ単独トップとなる44号ソロ。さらにテイラーにも11号ソロが出て、16得点の猛攻が完結した。

前田はライアン・マクマーンの20号ソロ、イアン・デズモンドの16号ソロなどで3点を失ったが、試合の最後まで投げ切って今季初セーブ。なお、この試合がメジャーデビュー戦となったドジャースの有望株ギャビン・ラックスは、溌剌としたプレイで球場を沸かせ、5打数2安打3得点の活躍でチームの勝利に貢献した。

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