記事執筆のこつ学ぶ 大学生6人が宮日で就業体験

宮崎日日新聞社のインターンシップで選挙啓発団体の本谷涼太部長(右)を取材する学生=3日午前、宮崎市・宮崎公立大

 宮崎日日新聞社は4日までの3日間、大学生を対象にしたインターンシップ(就業体験)を宮崎市の宮日会館などで開いている。県内外から6人が参加。取材体験や編集会議の見学などを通して新聞社の仕事を学んでいる。
 3日は模擬取材に挑戦した。7月に投開票された参院選宮崎選挙区の投票率が過去最低の41.79%で、全国の選挙区で最も低かったことについて、同市・宮崎公立大の選挙啓発団体「ライツ」の本谷涼太部長(19)と県地方自治問題研究所の佐藤真事務局長(65)にインタビュー。「低投票率の原因は」「若者向けにどのような啓発活動をしているか」などと質問をぶつけた。
 取材を終えると記事執筆。「誰に何を伝えるか」を念頭に全体の構成を練り、原稿を書き上げた。明治大3年の才木希さん(22)は「取材では記事をどう書くか意識して質問しようと思ったが実際は難しかった。普段会えないような人と話せて貴重な経験だった」と話していた。
 4日は記事のレイアウトなど紙面作りを体験する。

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