志尊淳 “&「HiGH&LOW」”~撮影が終了した時が、役との別れ。そこでやっとクールダウンできる~

志尊淳 “&「HiGH&LOW」”~撮影が終了した時が、役との別れ。そこでやっとクールダウンできる~

前回に引き続き「HiGH&LOW」編! “LOW”をテーマに、クールで冷静な本作の役柄との共通点について

2週連続でお届けしている「HiGH&LOW編」。今回は「LOW」をテーマに、クールで冷静な鳳仙学園のリーダー・上田佐智雄をどう作り上げていったのか、アクションシーンや鳳仙メンバーとのやりとりなど、撮影中の裏話についても聞きました。

今回演じた佐智雄との共通点は「家族や仲間を大切にしているところ」と志尊さん。反対に、冷静で寡黙な佐智雄が、誰にも頼らずに問題を解決しようとするところは、「すごくカッコいいとは思うけど、僕にはできないかな…誰かに言いたい(笑)」と、志尊さん自身はあまり抱え込み過ぎずに、周りの人たちに相談して解決していくタイプだと話してくれました。

これまでに数々の“熱い現場”を経験してきた志尊さん。俳優という仕事に真っすぐ向き合うが故に、撮影中はなかなかクールダウンできないのだとか。何をしていても常に頭の片隅には役への意識があり、たまにしんどいと思うこともあるといいます。毎回お話を聞くたびに、仕事への真摯な姿勢に感心するのですが、ストイック過ぎて心配になるほど。そういった部分は「佐智雄と似ているのかも?」と思ってしまいました。

「HiGH&LOW THE WORST」の見どころは、迫力のアクションシーン。もともと総合格闘技をやっていたことが役立つ場面もあったようですが、映画の「見せるアクション」とは少し違う部分もあったとか。アクション監督の大内貴仁さんが、それぞれのキャラクターの戦い方を決めて、アクションも含めて役作りを行ったそうで、キレのある動きでスタイリッシュに、熱量を持って戦いながらも、感情をあらわにしない佐智雄のアクションシーンは、かなり難しかったとのこと。聞いているだけでも難しそうですが、バッチリ演じていた志尊さん。映画を見る際には、アクションシーンの表情にもご注目ください!

そして、今回のグラビアも、「HiGH&LOW THE WORST」をイメージした、“ちょいワル”な志尊さんをお届けします。いつもの笑顔もすてきですが、クールな中にセクシーさも感じられるシリアスな表情もまた決まっています。撮影後には「ありがとうございました!」と丁寧にスタッフ陣にお辞儀をする姿に、彼の真摯さが伝わってきました。メーキング動画、そして本誌と合わせて、ぜひご覧ください!

☆撮影メーキング動画を公開中!☆

取材・文/石本真樹 撮影/GENKI(IIZUMI OFFICE) ヘア&メーク/仲田須加 スタイリング/手塚陽介

【プロフィール】


志尊淳(しそん じゅん)
1995年3月5日東京生まれ。魚座。A型。映画「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」が大ヒット公開中。「HiGH&LOW THE WORST」が10月4日に全国公開。10月8日より上演スタートのNODA・MAP第23回公演「Q:A Night At The Kabuki」への出演も控える。

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