鈴木愛理☆℃-ute解散後、ソロ活動2年目で待望の1stシングルをリリース!

鈴木愛理☆℃-ute解散後、ソロ活動2年目で待望の1stシングルをリリース!

℃-uteのメンバーとして活躍し、昨年6月にアルバム「Do me a favor」で待望のソロデビューを果たした鈴木愛理。モデルとしても活動し、女性に人気の女性アーティスト特集にも取り上げられるなど、新しいファン層を開拓し続ける彼女の1stシングル「Escape」が、9月4日にリリースされた。新曲に込めた熱い思いや、出演中のドラマについて話を聞いた。

──「Escape」の作曲は、憧れの存在と公言するBoAさんの楽曲を多数手掛ける、原一博さんが担当されていますね。

「BoAさんとの出会いは、小学1年生の時のクリスマス。サンタさんにミニハムずのCDをお願いしたら、BoAさんの2ndシングル『Amazing Kiss』のCDも入っていたんです。そのプレゼントを見た母親がなぜか、そのBoAさんの曲をめちゃくちゃ勧めてきて(笑)。そこからファンになり、当時通っていたミュージックスクールで練習していました。『ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション』(’02年)では3rdシングルの『気持ちはつたわる』を歌ったんです。BoAさんに出会えなければ歌手としての私はいなかったかもしれないので、ソロとしての最初のシングルで原さんに作曲していただけたことは、一生残る思い出になりました」

──「鈴木愛理 LIVE 2019 “Escape”」ツアーなど、すでにお客さんの前でも披露されていますよね。

「いろんな衣装で披露しているのですが、ジャケ写の衣装で歌うとより気持ちが引き締まるので、衣装って大事だなって実感しています。衣装を含めて、全部がそろって『Escape』という作品という感じですね」

──カップリングの「IDENTITY」は、℃-uteと並行して活動を行っていたBuono!の代表曲「初恋サイダー」を手がけた、しほりさんが作詞・作曲を担当しています。

「『初恋サイダー』は私たちの手を離れ、アイドルの方々がカバーをする定番曲になっているほど。たまに私が歌うと、逆に私がカバーしていると思われるぐらい(笑)。ソロでもそんな皆さんに愛される曲が欲しいなと、しほりさんにお願いしました。ダンスナンバーの『Escape』と打って変わって、この曲は伸び伸びと歌いあげるロックナンバー。カラオケで歌えばストレス発散になると思います! ライブでもファンの皆さんが合唱して、盛り上がれそうな部分があるので、YouTubeの方で盛り上がるポイントを紹介する動画をアップしようかなと思っています!」

──曲のタイトル「Escape」にちなみ、現実逃避したい時にやることはありますか?

「休みの日の過ごし方は両極端で、朝から晩まで予定をびっちり詰め込むか、何も決めずに寝られるだけ寝ています(笑)。あと、7月末~8月頭までお休みをいただいて、アメリカのロサンゼルス旅行に行ってきたんです。ロスにしたのは急にひらめいたから(笑)。弾丸ではあったのですが、知らないこともたくさん知ることができたし、服など買い物もたくさんできたので、本当に行って良かったです。そうそう、向こうにしかないヨガブランドのリハーサル着を買ったんですけど、もうお尻が破れちゃったんですよ~(涙)。また買いに、ロスに行かなきゃ!(笑)」

──普段、一緒に遊ぶのはどのような方々ですか?

「モデル仲間のB型3人組で遊ぶことが多いです。あと9月10日を“℃-uteの日”と決めていて、解散してからもメンバーで集まることにしているので、ちょうど今、スケジュールを調整しているところです。モデル仲間も何でも話し合えるんですが、℃-uteのメンバーは小学校からずっと一緒に活動していたこともあって、家族を超えた存在。この5人でしか出てこない自分の一面もあるんですよね。それぞれ仕事などで忙しいですが、定期的に会いたいなと思える大切な仲間です」

──ソロになって変わったことはありますか?

「一番の変化は、しゃべれるようになったこと。ネジが弾けたかのようにしゃべる女になりました(笑)。グループの時は仕切るメンバーやふざけるメンバーがいたから、トークでは任せることも多かったけど、ソロは全部しなくちゃいけない。ソロになってから、自分に足りない部分なども浮き彫りになってきたのですが、挑戦したいことが増えたことで充実しています。あと、ファンの皆さんの大切さをあらためて実感しました。SNSなどで鈴木愛理を多くの人に知ってもらおうと情報を発信してくださったり、『どんなことであっても付いていくからね』とイベントで言ってもらえたり。そんなファンの皆さんを笑顔にできるよう、これからも頑張っていきたいです」

──現在放送中のドラマ24「Iターン」(テレビ東京ほか)では、ムロツヨシさん演じる主人公・狛江光雄の左遷先である宣告社阿修羅支店の事務員・吉村美月役で出演中ですね。

「’12年に出演したドラマ『Piece』(日本テレビ)のスタッフさんに声をかけていただいたのですが、女優の仕事を今やらせてもらえると思わなかったのでうれしかったです。共演の渡辺大知さんはバンド・黒猫チェルシーとして活動していたし、竜崎組の組員を演じている般若さんもラッパーと、音楽活動をしている方が多いこともあり、現場ではお芝居の話と同じぐらい音楽の話をすることも多かったです」

──ホステス役で出演している森田望智さんは、話題のNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」の体当たり演技も話題ですね。

「『Iターン』撮影中はそのことを知らないまま、仲良く話していたんです。それで最近配信が始まったので見たら、ドラマ現場とギャップがありすぎて、すごい勢いで感想を送っちゃいました(笑)。内田英治監督など、『Iターン』ファミリーも『全裸監督』には多く携わっているので、あらためてすごい作品に出させてもらったんだな、と。現場では内田監督に、『きれいではなく、人間味がある演技をしてほしい』と言われて、できるか不安でした。でも最後に『成長したよ』と言ってもらえて、これまで味わったことがない達成感がありましたね」

──「Iターン」の今後の見どころを教えてください!

「古田新太さんが組長を演じる岩切組と、田中圭さんが組長を演じる竜崎組の戦いがメーンになってきますが、個人的には私が演じる美月と渡辺さんが演じる柳さんの関係の行方にも注目してほしいですね!」

──来年4月には、ソロとしては初となる横浜アリーナ公演も決定しました。

「横浜アリーナはBuono!の解散ライブが最後なんですが、“1人で立つとどんな景色なんだろう?”とまだ想像がつかないです。でも想像できる未来は絶対かなうと思っているので、自分が横アリに立っている姿を想像して本番に挑もうと思っているところです。歌に乗せて自分の気持ちを伝えたいというのは、昔から変わりません。演技やモデルの仕事など、頂いた仕事には全力で向き合って、自分のパワーに変えていきたいです。そして、今までにいなかったような、唯一無二の存在になれればと思っています」

【プロフィール】


鈴木愛理(すずき あいり)
1994年4月12日千葉県出身。牡羊座。B型。’05~’17年まで℃-uteとして活動し、’18年6月にソロデビューアルバム「Do me a favor」をリリース。「鈴木愛理 LIVE TOUR 2019」が12月21日、24日、25日に開催。’20年4月21日には神奈川・横浜アリーナでLIVEを行う。

【作品情報】


1stシングル「Escape」
発売中
¥1,728 CD+DVD/初回生産限定盤A・B・SP
¥1,080 CD/通常盤A・B・C

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取材・文/ミネ 撮影/中村彰男 ヘア&メーク/高橋綾 スタイリング/加藤尚子

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