週間最優秀選手に36歳・バーランダーと37歳・モリーナが選出

日本時間9月4日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第23週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ナ・リーグはヤディアー・モリーナ(カージナルス)が選出された。バーランダーは36歳、モリーナは37歳であり、ベテラン選手の活躍が目立った1週間となった。

バーランダーは、日本時間9月2日のブルージェイズ戦で14個の三振を奪い、キャリア3度目のノーヒッターを達成。ノーヒッターを3度以上達成したのは、ノーラン・ライアン、サンディ・コーファックスらに続いて史上6人目の快挙である。第23週は2度の先発登板で合計14回1/3を投げ、2勝0敗、防御率0.00、18奪三振という好成績で、文句なしの週間最優秀選手に選出。バーランダーが週間最優秀選手に選出されるのは、アストロズ移籍後では今回が3度目、タイガース時代も含めると通算8度目である。

一方のモリーナは、先発出場した5試合すべてでマルチ安打を記録し、打率.579、3二塁打、4本塁打、8打点、出塁率.636、長打率1.368と驚異的な打棒を発揮。今季8本塁打の半分にあたる4本塁打を1週間のうちに放ち、シーズン通算のOPSはこの1週間で79ポイントも上昇して.723となった。メジャー16年目、現在37歳のモリーナは、オールスター・ゲーム選出9度、ゴールドグラブ賞9度という輝かしい実績を誇っているが、週間最優秀選手に選出されるのは意外なことに今回が初めてである。

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