規制委、福島原発の調査再開議論

放射線量の低下で

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東京電力福島第1原発事故の調査再開について議論する原子力規制委の会合=4日午前、東京都港区

 原子力規制委員会は4日の定例会合で、東京電力福島第1原発事故の原因を調査する検討会を再開するかどうかを議論した。検討会の開催に向けた、東電や他省庁との調整方針などが十分に検討されていないとの指摘があり、再開の決定は先送りとなった。

 2011年の事故の後に政府や国会などに設置された複数の事故調査委員会では、重要機器の損傷原因について津波か地震かで見解が分かれるなどし、規制委が調査して14年に中間報告をまとめたが、当時は放射線量が高く、現場確認ができない建物もあった。その後、線量は低下し、廃炉作業などが進展した。