パクストンが7回1安打12K無失点の快投 ヤンキース大勝

【レンジャーズ1-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

前日の試合で今季初の完封負けを喫したヤンキースは、エドウィン・エンカーナシオンが戦列復帰を果たした打線が5本塁打を含む11安打10得点と爆発。前日完封負けの鬱憤を晴らすかのような一発攻勢で、レンジャーズに10対1で大勝した。ヤンキース先発のジェームス・パクストンは、7回95球を投げて被安打1、奪三振12、与四球1、無失点という快投を披露し、キャリアハイ(2017年)に並ぶ今季12勝目(6敗)をマーク。一方、敗れたレンジャーズは、登板した5人の投手のうち4人が被弾するなど投手陣が失点を重ね、ゲーリー・サンチェスに先制弾を浴びた先発のエディンソン・ボルケスが1回2失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

初回にサンチェスの33号2ランで先制したヤンキースは、6回裏にディディ・グレゴリアスの14号3ラン、サンチェスの34号ソロ、ブレット・ガードナーの20号2ランと3本のアーチが飛び出して6点を追加。7回裏にはエンカーナシオンが31号2ランを放ち、2ケタ得点に到達した。9回表に2番手のジョナサン・ロアイシガがスコット・ハイネマンにメジャー初アーチとなる1号ソロを浴びて1点を返されたが、10対1で試合終了。なお、今季34本塁打となったサンチェスは2017年に自身が作った33本塁打のシーズン球団捕手記録を更新し、また、エンカーナシオンが今季ヤンキースでの10本目のアーチを放ち、2ケタ本塁打13人は昨季のヤンキースを上回るメジャー新記録となった。

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